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生活習慣や体質が原因の2型糖尿病になるプロセスとは!?【ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方】

最悪の糖尿病と合併症

●糖尿病とは?
糖尿病とは血液中を流れる糖(血糖)が増え、尿中に糖が排泄される病気です。大きく1型と2型に分かれ、生活習慣や体質が原因となるのは2型です。2型は自覚症状が現れないこともあり、気づかないまま病状が進行して「糖尿病網膜症」や「糖尿病腎症」、「糖尿病神経障害」に代表されるような合併症を引き起こしかねません。

●2型糖尿病になるプロセス
糖質が多い食事をとると血糖値が上がり、血糖値を下げるために働くインスリンがすい臓から分泌されます。ただ、糖質の過剰摂取が続くとインスリンが不足し、血液中に糖があふれる高血糖となって糖尿病を発症します。


糖尿病三大合併症

【糖尿病網膜症】年間約3000人が失明放置すると怖い病気
目の奥の網膜が障害を起こす病気で、毎年約3000人が失明しています。糖尿病発症後、5年で約10 %、20年で約70%と年々発症率が上がっていきます。


【糖尿病腎症】進行すると人工透析が必要なケースも
腎臓にある糸球体(毛玉のように集まった毛細血管)が機能しなくなると発症します。血液中の老廃物を尿で排泄できなくなり、人工透析が必要になる場合もあります。


【糖尿病神経障害】手足のしびれや潰瘍など末端の神経に障害
末端の神経が働かなくなり、手足のしびれや痛みなどの感覚神経障害、皮膚の潰瘍などが起こります。糖尿病発症後5~10年で約30%が発症するとされています。


【出典】『ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方』
監修:栗原毅 日本文芸社刊

監修者プロフィール
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』(日本文芸社)をはじめ、著書・監修書多数。

健康診断の数値で異常値が出てしまう人が増えています。外出自粛による運動不足に加え、大々的にレジャーや遊びができない今、“食の楽しみ”の優先度が高くなった結果、自宅での食事量、飲酒量が増えてしまうのも原因となっています。本書では人間の代謝をコントロールする“肝臓”の専門医が、
ストレス0で内臓脂肪を落とす食べ方を、写真、イラストでわかりやすく紹介します。また、家にいると楽しみはお酒、という人も多いですが、ネットなどで当たり前になっている『休肝日は週2日以上』『ビールは1日中瓶1本が適量』といった健康法ではなく、肝臓の専門医が教える最強の飲み方を大公開します。「名医が教える究極のPFCバランス」「過度な糖質制限は逆にリスク」「健康数値が良くなる最強のおつまみ」「内臓脂肪が付きやすい食材はコレ!食べるならどっち!?」など、誰でも取り組みやすくわかりやすい内容で楽しみながら健康知識が身につきま

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