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脂肪肝は健康診断の数値でわかる!見るべき3つの数値とは!?【ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方】

脂肪肝は健康診断の数値でわかる

●外見に現れないため無自覚に進行しやすい
生活習慣病を誘引したり、肝硬変や肝臓がんという重大な病気につながりかねない脂肪肝。自覚症状がなく、気がつかないうちに進行してしまうことも少なくありません。では、脂肪肝かを知るにはどうすればいいか?健康診断を受ければわかります。基本的な肝機能検査の項目で、肝臓の状態を確認できるからです。

はじめにチェックすべき項目は「ALT(GPT)」と「AST(GOT)」です。どちらもアミノ酸をつくるときに使う酵素で、ALT(GPT)の大部分が肝臓に、AST(GOT)は肝臓や筋肉に含まれ、肝細胞が壊れるとこれらが血中に放出されます。いずれかの数値が栗原クリニック提唱の理想値(5~16U/L)を超えると、脂肪肝を患っている可能性が考えられます。次に、たんぱく質の分解を担う「γ(ガンマ)-GTP」を確認しましょう。肝細胞に含まれている酵素で、肝臓の負担が大きい状態が続くと血液中に漏れ出します。理想値は男性が10~50U/L、女性が10~30U/L。ALT(GPT)やAST(GOT)と比較しながら、肝臓の状態を把握できます。


基準値内でも脂肪肝かも!?

栗原クリニックでは、一般的な基準値(その範囲に収まっていれば問題ないとされる数値)よりも厳しめに「理想値」を設定しています。理想値以内の数値なら、脂肪肝は予防できます。


【出典】『ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方』
監修:栗原毅 日本文芸社刊

監修者プロフィール
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』(日本文芸社)をはじめ、著書・監修書多数。

健康診断の数値で異常値が出てしまう人が増えています。外出自粛による運動不足に加え、大々的にレジャーや遊びができない今、“食の楽しみ”の優先度が高くなった結果、自宅での食事量、飲酒量が増えてしまうのも原因となっています。本書では人間の代謝をコントロールする“肝臓”の専門医が、
ストレス0で内臓脂肪を落とす食べ方を、写真、イラストでわかりやすく紹介します。また、家にいると楽しみはお酒、という人も多いですが、ネットなどで当たり前になっている『休肝日は週2日以上』『ビールは1日中瓶1本が適量』といった健康法ではなく、肝臓の専門医が教える最強の飲み方を大公開します。「名医が教える究極のPFCバランス」「過度な糖質制限は逆にリスク」「健康数値が良くなる最強のおつまみ」「内臓脂肪が付きやすい食材はコレ!食べるならどっち!?」など、誰でも取り組みやすくわかりやすい内容で楽しみながら健康知識が身につきま

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