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ゴルフのスイングで力んでしまう理由とは!?【ナイスショットは骨で打つ!/福田尚也】

Text:福田尚也

骨にまかせたポスチャーのキーワードは「脱力」にある

ポスチャーとはアドレスの姿勢のことで、スイングをスムーズに開始させることを目的とした準備体勢です。そこでは「脱力」が重要なポイントとなります。

ゴルフはボールを打つときに考える時間があるため、「こう動かないといけない」とか「こうしてはいけない」などと自分を縛ってしまいがちです。頭で考えすぎて力が入り、スムーズにクラブが振れなくなるのです。

力んでしまう理由は「こうしよう」「こう動かそう」といった意識によって、動かそうとする部位に緊張や硬直が生じるからです。

クラブを構えたときにしても、「飛ばさなくちゃ」「腕をしっかり振ろう」などと考えながら目標を何度も見ているうちに両肩が上がってきます。

「バックスイングで左肩を回そう」という意識もそうです。左肩に意識が行くと左肩の筋肉が硬くなりやすく、回転がスムーズにいかないのです。

「脱力」のコツは軸を意識することにある

喫茶店で友人と向かい合って会話をするとき、たわいもない話題なら体はリラックスした状態になります。「脱力」ができているわけです。

ところが「ちょっと大事な話があるんだけど…」となると、「えっ、なになに?」と体を乗り出してしっかり聞こうとするでしょう。そんなときは両肩が持ち上がって、体が緊張した感覚になります。

ほとんどのゴルファーが、アドレスでそのような緊張状態になっています。

狙ったターゲットに球を正確に運ぶ意識は必要ですが、打ちたい球筋のイメージが大事なのであって、「体をこうしよう」などと意識が筋肉に向かってはアドレスでもスイングでも力みが入ってしまいます。

その点、軸に意識を向ければ余分な力が抜けて、体がリラックスしてきます。

まずは骨格から「脱力」のコツをつかんでください。


軸を意識することで「脱力」ができ、アドレスのバランスや体の動きなどがよくなる。

「力んではダメ」と頭ではわかっていても動かしたい部位に意識が行くと緊張してしまう

【書誌情報】
『ナイスショットは骨で打つ!』
著者:/福田尚也

「骨に任せたゴルフスイング」というテーマで、JPGAティーチングアワード優秀賞を受賞した本書の著者・福田尚也プロ。 同プロのスイング作りは、「骨」(=骨格)をベースにした独自の方法だ。人によって、体型、筋力の違いはあっても、骨格や関節の使い方や動きは誰でも同じ。それを踏まえて、骨格と関節の視点でスイングを理解すれば、万人に共通する正しいスイングが身につく。 この本では、骨と関節、特に肩甲骨と股関節にポイントを置いた、福田プロの“骨スイング”の方法を具体的にひも解き、数多くの写真を交えてわかりやすく解説している。 骨スイングを身につけて、飛距離アップとショットの安定を手に入れよう!

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