グラスにたっぷり氷を入れる
適量ならお酒はよい気晴らしになりますが、飲み過ぎは肝臓に負担をかけ太る原因に。とはいえ、お酒好きな人にとって酒量を減らすことはなかなか簡単なことではありません。無理なく減らすには工夫が必要。でも、ちょっとした工夫があれば、お酒の量は意外とラクに減らせるし、満足感も変わらず得ることができます。
まず試してもらいたいのが、お酒に氷をたっぷり入れて飲む方法。グラスにいっぱい氷が入っていると見た目にも贅沢で、量も多く見えて実際よりもたくさん飲んでいる気分になります。ロックグラスに大きな丸い氷を入れるのもおすすめ。氷が少しずつ融けるのを待ちながら、いつもより少し高価なお酒を味わいつつ飲めば、満足感が高まること間違いなし。
飲むペースもゆっくりになるので、短時間で大量に飲むこともなくなります。基本的にアルコール度数の高いお酒はゆっくり飲むものなので、ペースを抑えられるというメリットがあります。また、ビールなどはジョッキで飲むより、小さなコップに注いで飲むほうがベター。
一口の量が格段に少なくなり、結果的に飲む量が減らせます。おつまみを食べながら飲んだり、誰かと会話しながら飲んだりするのも飲み過ぎ防止に効果的。チェイサーとして水を飲むこともおすすめですが、水では物足りない人は代わりにノンアルコール飲料を飲むという手もあります。
出典:『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』
【書誌情報】
『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』
著:栗原 毅
ダイエット中は痩せるために禁酒すべき、とよく言われますが、一生太らないための“長く継続できる健康管理法”という点では、禁酒を前提にしたダイエットはお酒好きにはハードルが高くなってしまい、結局挫折してしまうということも。
そんな痩せたいけどお酒も楽しみたい!という人に向けて、40年以上脂肪肝などの内臓脂肪を研究してきた肝臓専門医の著者が考案した最強の『自動痩せ飲酒プログラム』を紹介します。そもそも人間が太ってしまう原因は“脂肪肝”にあります。脂肪肝とは脂肪が肝臓についてフォアグラ状態になってしまっていることで、その状態になると痩せるための代謝機能は半減し、生活習慣病などのリスクも上がります。
本書ではそんな脂肪肝をお酒を飲みながらでも改善し、痩せていく体を手に入れるための飲み方を解説します。
プログラムの内容は、いつもと飲む量は変わらないのに自然と酒量が減る『満腹ハイボール』を作ったり、割りものを変えるだけで脂肪燃焼できる○○ハイを作る、プロのバーテンダーが教えるスパイスを使った痩せるお酒の作り方、
飲む前に食べるだけで血糖値の急上昇を抑えて太りにくくなるおつまみを食べる、などなど誰でも簡単にできるものばかり。
さらに飲んだ後に絶対やるべき痩せるための最大のアフターケア『歯磨き&舌磨き』の方法まで解説。
好きなお酒を楽しみながら、でもしっかりと痩せていくための方法を図解、イラストでわかりやすく解説する一冊です。
公開日:2023.12.21