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最強の痩せ食材!晩酌前に食べる「酢納豆」がもたらすスゴイ効果とは?【痩せるお酒の飲み方】

Text:栗原 毅

お酢+納豆の組み合わせがやせる!

お酒を飲む前に食べておきたいのが「酢納豆」。単に納豆にお酢を混ぜただけのものですが、これが効果絶大です。まず、お酢の効果は前述の通り。ブドウ糖への分解を遅らせることで糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防いでくれます。そんなお酢に納豆を組み合わせると、効果が倍増。

なぜなら、納豆などの豆類には食物繊維が豊富で、お酢と同様に食後の血糖値の上昇を抑制する働きがあるといわれています。また、納豆はたんぱく質も豊富な上、低糖質。満腹感が得られやすいので、飲む前に食べることでおつまみの食べ過ぎを防ぐことができます。

もう1つ注目したい納豆の成分が「ナットウキナーゼ」。これは納豆ならではの栄養素で、納豆のネバネバに含まれる酵素です。ナットウキナーゼは血栓を溶かす作用があり、血液をサラサラにしてくれます。そのため血流が改善されるので代謝がよくなり、脂肪が燃焼されやすくなるのです。

酵素の一種であるナットウキナーゼは、熱に弱いのが特徴。熱々のごはんにのせるだけでも効果が失われることがあるので、加熱せずに酢納豆のようにそのまま食べるのがおすすめです。また、納豆のタレには糖質が含まれているので、できればタレを加えずに食べるとよいでしょう。代わりにお酢を混ぜ合わせることで納豆独特の臭みが中和され、食感もフワフワになっておいしさもアップします。

出典:『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』

【書誌情報】
『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』
著:栗原 毅

ダイエット中は痩せるために禁酒すべき、とよく言われますが、一生太らないための“長く継続できる健康管理法”という点では、禁酒を前提にしたダイエットはお酒好きにはハードルが高くなってしまい、結局挫折してしまうということも。
そんな痩せたいけどお酒も楽しみたい!という人に向けて、40年以上脂肪肝などの内臓脂肪を研究してきた肝臓専門医の著者が考案した最強の『自動痩せ飲酒プログラム』を紹介します。そもそも人間が太ってしまう原因は“脂肪肝”にあります。脂肪肝とは脂肪が肝臓についてフォアグラ状態になってしまっていることで、その状態になると痩せるための代謝機能は半減し、生活習慣病などのリスクも上がります。
本書ではそんな脂肪肝をお酒を飲みながらでも改善し、痩せていく体を手に入れるための飲み方を解説します。
プログラムの内容は、いつもと飲む量は変わらないのに自然と酒量が減る『満腹ハイボール』を作ったり、割りものを変えるだけで脂肪燃焼できる○○ハイを作る、プロのバーテンダーが教えるスパイスを使った痩せるお酒の作り方、
飲む前に食べるだけで血糖値の急上昇を抑えて太りにくくなるおつまみを食べる、などなど誰でも簡単にできるものばかり。
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