正しい呼吸で体の内側から元気に
鼻から吸った酸素は肺に入り、毛細血管から心臓に送られます。酸素はそこから動脈を通り、脳や内臓、腕や足など体のすみずみへ。その先で血管はどんどん細くなり、ついに酸素は細胞のすき間や細胞内へと入ります。
細胞内に入った酸素は、胃腸で吸収された栄養とともにエネルギーを生み出す原料になったり、脂肪やたんぱく質の分解を助けたりします。その副産物として出てきた二酸化炭素が再び毛細血管から肺へ戻り、血管から放出されて吐く息として体 外に排出されます。
当たり前のようですが、このように呼吸で体に入った空気は全身をめぐります。つまり間違った呼吸をすると全身が乱れ、逆に正しい呼吸をすれば全身が整い、自然治癒力が活性化すると考えられています。
また鼻呼吸の次におすすめしたいのが、鼻からお腹までゆっくりと息を吸い込む腹式呼吸。つい吸うことばかり意識しがちですが、ポイントはしっかり息を吐きだすこと。お腹をへこませながらゆっくり吐ききることで、新鮮な空気を吸い込むことができます。
【書誌情報】
『世界一カラダが柔らかくなるすごいポーズ』
監修:Kaz(エクササイズディレクター/ヨガインストラクター)
たった“1ポーズ”で全身柔らかくなる! 超時短でしなやかなカラダに!肩こりや腰痛、カラダがだるくて重い、太りやすい……。そういった症状はカラダが硬く、血流が悪くなっていることが原因かもしれません。そんなカラダが硬い人に向けてたった1ポーズで全身がみるみる柔らかくなる“Kaz式ダウンドッグストレッチ”をご紹介します。通常、ストレッチは部位ごとに色々と伸ばさなければならないのに対して、本書のストレッチはたった1ポーズを1分間行うだけで即完了!そんな超時短でありながら、背中、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、アキレス腱、腕など硬くなりやすい部位を一気に伸ばせます。カラダが柔らかくなると、やせ体質、血流促進、むくみ改善、肩こり腰痛解消など、様々なメリットがあり、日々の生活に活力が戻ります!また、人それぞれ硬い場所は違うもの。まずは“柔軟度チェック”で自分のカラダの状態を知り、タイプ別の解消法でカラダをほぐしてみましょう。本書で自分史上最高に柔らかいカラダを手に入れてみて下さい!
公開日:2020.01.31
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