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飛距離もスコアもUPする〝いいテークバック〟の作り方とは!?【中村俊介の脱・手打ちで「軸がブレないスウィング」をつくる】

脱・手打ちで「軸がブレないスウィング」をつくる

今回のテーマは〝いいテークバック〟とは――。必要な動きは「骨盤の回旋」「右股関節の内旋」「胸椎の回旋」「側屈」で、これらの詳細と、それぞれの動きが身に付くストレッチを紹介していこう。

横回転偏重がスウェイの原因

●骨盤は「前傾」「回旋」「側屈」の3D的動きでズレない軸をつくる
〝いいテークバック〟で必要な動きは、次の4つになります。

■下半身
①骨盤の回旋②右股関節の内旋

■上半身
③胸椎の回旋④側屈

骨盤の回旋(①)は、股関節を屈曲させ て骨盤が前傾した状態で行います。テークバックで股関節の屈曲がほどけると、上体が起き上がる動きになってしまいます。

骨盤を回旋しながら、右股関節を内旋(② )します。この内旋がストッパーの役割を果たし、骨盤が回りすぎず、45度回ったあたりで止まります。

捻転差とは、骨盤のラインに対して肩のラインがどれだけねじれているか。この差が多ければ多いほどボールは飛びます。右ヒザが外を向いて伸び切るほど骨盤が回りすぎるようでは、それ以上に上半身を回すことができなくなります。骨盤が回り、上体も同じだけ回るのでは捻転差はゼロ。骨盤の動きを度に制限し、上半身を回すことで捻転差ができるのです。

そして、骨盤には側屈の動きも加わりま す。前傾をキープした状態のまま、右股関節を軸に回していくのですが、このとき左の骨盤を下げながら回旋すると、右足だけでなく左足にもしっかり体重が乗るようになります。また、左サイドを下げることで重心が浮かず、前傾姿勢もキープできます。

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