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飛ばしに必要な動作“スウェー”とは!?【浦大輔の『かっ飛び』インパクト/ゴルフレッスンプラス】

浦大輔の『かっ飛び』インパクト

人気YouTuberプロ浦大輔の飛ばしのレッスン。今回はグリップからバックスウィングまでをじっくり解説。その正しさは浦プロ自身の飛距離で証明済み!浦メソッドでかっ飛ばそう!

【STEP3】バックスイング
“スウェー”は飛ばしには必要な動作だ!

●“腰より上”に上がったらバックスウィングをスピードUP! !

手元が腰より上に上がったら、バックスウィングをスピードアップさせ、最速で上げていこう。バックスウィングはスウィングの「助走」。助走のスピードが速ければ速いほど切り返しの反動も大きくなり、飛ばしに有利なのは自明だ。ただし、手先だけでクラブを速く持ち上げようとするのではなく、腕も含めた身体全体を使ってスピードアップすることが大事だ。

右へのスライドは一悪いスウェーではない

バックスウィングは、スウィングの助走部分ともいえる、飛ばしにおいて非常に重要なフェーズです。しかしここでも、多くのアマチュアが正しいイメージを誤解していることによってエネルギーをムダにしたり、スウィングを崩しているので、大きな意識改革が必要だと思います。まず1つめの誤解は、スウェーは悪ではないということ。 スウェーというとゴルフスウィングのタブーのようにイメージされがちですが、飛ばすためにはむしろスウェーは必須の動きなんです。

ただし、ただ単に右に動けばいいというわけではありません。正しいスウェーは、バックスウィングでの右方向への平行移動で、そこから左に戻ってこられることが絶対条件です。余談ですが、英語でスウェー(Sway)とは「揺れる」という意味で、行ったら必ず戻ってくる動き。 ボクシングの「スウェーバック」も上体をのけ反らせたあと、必ず戻ってくるから次の攻撃に移れるんです。 従来のゴルフレッスンでいわれる悪いスウェーは、戻ってこない動きなので「フェードアウェー(Fadeaway)」が正しいんじゃないですかね。

バックスウィングでの正しいスウェーの目安は、最大で右足のヒザ下が地面と垂直になるところまで。これ以上右に移動すると戻れなくなります。そして、目の高さが変わらないこと。体軸が傾いての体重移動はNGなので、あくまで平行移動であることが重要です。もう1つの誤解は、バックスウィングはゆっくり上げるというイメージ。 手元が腰の高さに来るまではアークを作る段階なのでゆっくりでも構いませんが、そこより先は最速でバックスウィングしてください。「助走」は速ければ速いほど飛ばしに有利。これを忘れないでください。


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【レッスンプロ情報】
●浦 大輔
東北福祉大学ゴルフ部出身の人気ブロコーチ。「プロゴルフアカデミー」のヘッドコーチ。身長170cmながら、400ヤード級のショットを放つ。特に飛距離アップのレッスンを得意としている。