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アマチュアが勘違いしているアプローチでの「左足体重」の作り方とは!?【浦大輔の『かっ飛び』インパクト】

【誤解3】アプローチは左体重
左ヒザを曲げるんじゃない!右ヒザを伸ばして左体重

●左足体重の作り方が間違っている
アプローチについても大きな誤解をしているアマチュアが多いので、指摘しておきたいですね。このせいでアプローチに苦手意識をもっている人も多いと思います。それは「左足体重」の実態です。小さな振り幅のアプローチは、左足体重のまま体重移動せずに打つというのはみなさん知っていると思います。しかし、この「左足体重」の作り方を勘違いしているんです。

「左足体重で構えてください」と言うと、多くの人が左足の上に上体を乗せるようにして、少し左ヒザを曲げて左足1本で立つように構えます。しかし、これでは左足に乗ってはいるけれど、ヒザのクッションを悪用するなど余計な上下動を入れてスウィングする人が多いんです。また、過剰に左に傾いてしまい、入射角が鋭角になってザックリしたりもする。

本当の「左足体重」はそうではなく、自然に左右5対5で構えたところから、右ヒザを伸ばして左に乗って立つんです。身体全体が少し左に傾きますが左ヒザの余計な動きが入りにくく、入射角が安定してダフリやトップはなくなります。スピンも入るようになるので、ぜひ実践してみてください。

●右ヒザを伸ばして左体重を作ろう
左右5対5の体重配分で自然に立ったポジションから、左ヒザを曲げることで左に乗って左足体重を作るのはNG。右ヒザを伸ばすことで左に乗る形を作れば、入射角が安定しダフリなどのミスは出なくなる。


●鋭角に入るけれど刺さらずに抜ける
右ヒザを伸ばして左足体重を作った構えなら、左ヒザの悪い屈伸動作が生じにくく、ブレない左軸でスムーズにスウィングできる。そのため、入射角がある程度鋭角な状態で安定し、フェースにボールが乗ってスピンが効くが、バウンスが使えるのでザックリなどのミスは出なくなり、ヘッドが刺さらずに抜ける。


【POINT】右ヒザを伸ばして身体全体を左に傾ける
左体重を作る際には、上体も一緒に身体全体が左に傾くのが正解。上体だけ直立させようとすると軸が左に傾かず、入射角が鈍角になる。また、左ヒザを曲げて左足体重にしようとすると、この状態になりやすいので要注意。


【注意!!】バウンス角が10度以上のウェッジで!
入射角が鋭角になるので、バウンスが少ないウェッジは向かない。最低10度以上のバウンスは必要だ。


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【レッスンプロ情報】
●浦 大輔
東北福祉大学ゴルフ部出身の人気ブロコーチ。「プロゴルフアカデミー」のヘッドコーチ。身長170cmながら、400ヤード級のショットを放つ。特に飛距離アップのレッスンを得意としている。

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