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「ボールをよく見なさい」などのゴルフレッスンを実践しても上達しない理由とは!?【クォーター理論 基本編/桑田泉】

Text:桑田泉

世の中のレッスンはトッププロの連続写真を解説しただけ

「ボールをよく見なさい」「インパクトはハンドファーストで」「フォローは大きく」…。ゴルフ歴の長い人ほど、ゴルフ番組や雑誌のレッスン記事で見聞きした言葉だと思います。しかし、いかにも良さそうなその言葉を実践しても上達はしません。なぜなら、それはトッププロのスウィングが、結果的にそうなっているだけのものだから。そうです。世の中のレッスンのほとんどは、単なるトッププロの連続写真の解説であり、「トッププロはこうなっているから、アマチュアも同じようにしなさい」と言っているだけなのです。例えれば、具合が悪くて病院に行ったら、「健康な人みたいになりなさい」と言われているようなもの。何十年も上達できない下手なおっちゃんが大勢いるのは、ある意味、この手のレッスンの弊害なのです。

【書誌情報】
『クォーター理論 基本編』
著者:桑田泉

「ボールをよく見ろ!」「ヘッドアップするな!」など、ゴルファーなら誰でも一度は、このようなアドバイスを受けたことがあるはず。でも実際には、このレッスンを実践しても「上手くなった」という手応えがないまま、同じスウィングを繰り返し、ナイスショットとは程遠い状態だ。本書の著者・桑田泉プロはこの原因を「再現が難しいスピードが乗った状態をイメージして、繰り返しクラブを振っているから」と指摘する。その桑田プロが生み出した、まったく新しいゴルフ理論が「クォーター理論」だ。この理論のキャッチとも言える「ボールを見るな!」「ダフれ!」「手打ちしろ!」は、スピードが乗った実際のスウィングと頭の中のスウィングイメージを合わせるための言葉。この言葉に体は反応してこそボールを上手く打てる。では、この「クォーター理論」をマスターするには? 本書は、理論の基本となる「パッティング」「アプローチ」そして「スウィング」で構成している。ゴルフの目的はスコアを減らすこと。そしてスコアの約40%を占めるのがパット数で、特にショートパットの確率がスコアを左右する。だから、クォーター理論のレッスンはショートパットからスタート。続くアプローチ編では、クォーター理論独自のパットアプローチを含む、アプローチショットをレッスン。さらに、スウィング編では、クォーター理論のスウィングの根幹を成す大事な要素であるS1、S2、S3という、スウィングメソッドを解説している。本書の最後は、S1~S3を組み合わせた基本スウィングを紹介。B5判という、大きな紙面で多くのカラー写真を使って理論をわかりやすく解説した本書は、「クォーター理論」の基本を学べる集大成と言える存在。初心者からキャリア数十年の人まで、多くのアマチュアゴルファーにとって必ず結果を出せるゴルフスウィングのバイブル本となるはずだ。