SPORTS LAB
- スポーツを通じて美しくそして健康に -

スコアを劇的にアップさせるSスウィングとは!?

Text:佐久間馨

スウィングはやさしく考えよう!!

みなさん「Sスウィングワールド」へ、ようこそ。あなたがいままで10年も20年もかけて上手くいかなかったゴルフスウィングを、これから、たいして練習もせず、誰でも、いつでも、1発目から上手く打てるようになる世界にご案内します。

そのためにお願いがあります。あなたがこれまで耳にタコができるほど聞かされてきた、いわばカルマ(行為)です。どうですか、このカルマを守って上手くなりましたか?上手くなった人は別として、ゴルフをもう何年もやっているのに、なかなか上手くならないという人は、これらのカルマを一切、忘れてください。

私が提唱する「Sスウィング」のSには、①シンプル②サイエンティフィック(科学的)③ストッパー(体の関節をストッパーとして利用する)といった意味が込められています。ご存知かもしれませんが、人間の体には、骨格筋(意識して動かすことのできる筋肉)だけで400前後、骨は206個あります。これらの筋肉や関節を、わずか1秒余りのダウンスウィング中にすべてコントロールすることは不可能です。

でも、世の中のゴルファーはそれに近いことをやろうとしています。ダウンでは左足を踏み込み、インパクトでは右足を蹴れとか、一度に2つも3つものことをさせようとしているのが、従来のスウィングです。言い換えると、誰もが満足にはできそう もない難しいやり方でやってきたのが、上記にあるような「教え」なのです。この教えが一般に広まっていることは、十分承知しています。

動かす関節や筋肉がたくさんあるから難しい。だったら、動かすところをいくつかに限定したほうが、よりやさしく、つねに同じスウィングができるのではないか――。この発想が「Sスウィング」の根幹です。もう少し付け加えると、Sスウィングでは体の「動くところ」と「止めるところ」 を分けて考えています。

体は「自分で動かすパート」と「勝手に動かされるパート」に分かれます。スウィングで言えば、自分で「する」部分と、勝手に「なる」部分があると言い換えたほうがよいでしょう。そして、することはほんの少しだけなのです。

従来のレッスンでよくいう「体重移動せよ」「タメをつくれ」「右足を蹴れ」「頭を残せ」といった教えは、言葉通りに受け止めると、自分で「する」動きのような印象を受けますが、実際には勝手に「なる」動き――体重移動もタメも、自分で意識してやるものではなく、勝手に起きてしまうことなのです。それがわからず、勝手に起きてしまうことを自分でやろうとするから、スウィングが難しくなるのです。

【書誌情報】
『誰でもできるナイスショットの絶対法則』
著者:佐久間馨

ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。