試合で使えるドリブルテクニック
自分の得意なドリブルを作ることは大事ですが、試合で使えなければ宝の持ち腐れです。状況によってはドリブルの選択を変える必要があります。すべては試合で勝つため、ゴールを決めるために何がベストなのか。実戦で使えるテクニックを紹介します。
トリッキーだけど実用的!ラボーナターン
『足をクロスした形で蹴るラボーナを使ったターンスキル』
●ターンで重心が流れず良い状態が作れる
相手を惑わすパスに使うラボーナをターンに応用したスキル。ラボーナでボールを蹴るように見せ、アウトでボールを自分側に引き寄せます。無理をしている動作に見えますが、ターンをした後に重心が外に流れないのでとても実用的です。成功させるには軸足の置き場所が大事。通常のラボーナではボールの真横に踏み込みますが、少し前に置いてボールが進むコースを作ってあげましょう。
【1】ボールを外にタッチして左へ持ち出していく
【2】【3】軸足をボールの少し前に踏み込んでラボーナの形を作る
【4】ボールをアウトサイドに引っ掛けるようにしてターンをする
【5】【6】ラボーナ後に軸足を抜けばステップの数を減らせる
【ココに注目】ボールの向こう側(奥)を蹴る
ラボーナターンで切り返すためには、ボールの向こう側(奥)でタッチする必要がある。軸足の位置をズラすとやりやすい。
出典:『サッカーレベルアップ ジュニアが絶対上達するプロのテクニック』監修/石関聖
『サッカーレベルアップ ジュニアが絶対上達するプロのテクニック』
監修:石関聖
サッカーの基本的なテクニックをわかりやすく解説した実用書。ジュニア、ジュニアユース世代をターゲットに、上達するための考え方や具体的なテクニック、基本スキルから1対1のドリブルのポイント、1人で出来るボールテクニックを上達させるための練習法など、手軽に実践できるレベルアップ方を解説します。元プロサッカー選手であり、監督経験もある監修者による実演シーンを、段階写真でわかりやすく、習得しやすいテクニックが満載です。要所にQRコードを掲載しており、監修者がYouTubeでテクニックを披露している動画も併せて確認できます。
公開日:2021.11.06