三つ目が、体幹(胴体)部のインナーマッスル「骨盤底筋群」です。骨盤の最下層にある筋肉で、内臓などを支えています。また下半身と上半身とをつなぐ役目も担っており、内転筋群と腹筋群と連動しています。つまり、内転筋群をきちんと使うことができていれば、自然と骨盤底筋群も使われるはずですし、骨盤底筋群をきちんと使うことができていれば、自然と腹筋群も使われているはずなのです。
土台として全身のバランスを整える足裏、美脚を司る内転筋、内臓を支えながら下半身と上半身とを連動させる骨盤底筋群、そしてボディメイクといえば!の腹筋群。おなかまわりが安定すれば背筋もスーッと伸びやすくなるため、ほとんどの場合において姿勢も自然に内側から整います。というように、インナーコントロールには私たちが抱えるボディラインのお悩みのすべてを一気に、しかも根本から変えるチカラがあるのです!
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.13