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うつ病の発症リスクを軽減してくれる!なぜ運動をすることがストレスに重要なのか?【図解 ストレスの話】

Text:ゆうき ゆう

体と心の負担にならない程度の運動で十分

運動習慣のある人は、うつ病の発症リスクが低いことがわかっています。たしかにふさぎがちなスポーツ選手や、うつ病のアスリートの姿はちょっと想像できません。私のクリニックを受診する患者さんを見ても、いかにもスポーツをしているような体型の方はまれで、とても痩せているか、ふくよかな方が多いように感じます。

うつ病に関する運動療法の著名な研究者であるジェームズ・A・ブルメンタールによれば「16週間運動療法を受けたうつ病の患者は、抗うつ薬を服用した患者のグループと同等の治療効果がある」としています。

これは定期的に体を動かすことが、うつの症状にも一定の効果をもたらすことを示しています。ここでいう運動とは、本格的な筋力トレーニングやランニングなどではありません。仕事や家事といった、忙しい日常の合間にできる簡単なもので十分です。一例を出せばラジオ体操などの誰もができる軽い運動でも、うつ病の発症リスクを軽減できます。

運動の強度や量ではなく、大切なのは例え1日数分でも、毎日または定期的に続けること。運動が生活のひとコマとして定着するよう習慣づけたいものです。体を動かす心地よさを実感できるようになれば、自然とストレスのたまりにくい精神状態にもなります。

『図解 ストレスの話』はこんな人におすすめ!

・自宅でできるストレス解消法を知りたい
・なにがストレスの原因なのか知りたい
・急な頭痛や腹痛もストレスの一部であった?

と感じている方には大変おすすめな本です。

ストレス社会の現在、コロナの影響で環境が変化したことも加わり、仕事や家庭などでたまったストレスからくる心身の不調に悩んでいる人が増えています。そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説!

シリーズ累計300万部を突破した「図解シリーズ」の読みやすさ

図解シリーズは、右側に文章、左側に図解で解説という形で構成されているので、本が苦手な人にも理解しやすい内容です。

図解シリーズには、健康・実用だけではなく大人の学びなおしにピッタリな教養のテーマも満載。さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!

気になる中身を少しだけご紹介!ネガティブでもいい!危機回避能力でうまく生きる

自分の後ろ向きな言動に対して「どうして自分はこうネガティブなんだろう・・・・・・」と、思い悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。しかし、もともと人間はネガティブな思考をする生き物なのです。太古の昔、人が狩猟生活を営んでいた時代は、過酷な自然環境や獣との戦いなど、常に生命の危険に脅かされていました。そんな状況下では、いつも最悪を想定できる人が高い危機回避能力を持ち、生きのびる確率も高かったのです。つまり、心配性で臆病な人ほど強靭であり、生存能力にすぐれていたといえます。

こうした優位性が何万年も前から、DNAとして私たちに受け継がれているのです。ですから「人はネガティブで当然」「無理にポジティブなフリをしなくてもいい」と自信を持ってください。とはいえ、ネガティブな思いに支配されるのはつらいものです。うまく抜け出す方法も覚えておきましょう。

ポイントは浮かんでくるネガティブなイメージを、無理に振り払おうとしないこと。強く打ち消そうとするほど、かえってとらわれてしまいます。むしろ嫌な記憶や忘れたい場面を思い返し、心に浮かんだネガティブなイメージを縮小してみるのです。するとネガティブな思いが心に占める割合も小さくなり、その分、気持ちがラクになるでしょう。気が滅入る想像や妄想が頭から離れないとき、ぜひ試してみてください。

★ストレスに強い人と弱い人の差
★通勤時のゴロゴロおなかの原因
★夏と冬はうつになりやすい!?
★男性と女性でストレス解消法が違う?

などなど気になるタイトルが目白押し!

ストレスはためこんでしまうと心にも体にも不調をもたらします。ストレスがもとで引き起こしてしまう病気としてうつ病や不眠症、過敏性腸症候群などがありますが、特別な疾患がなかったり、目に見える異常が認められない場合もあり、誰にも言えずに一人で抱え込んでしまう人もいます。本書は、こうしたさまざまな悩みの原因となるストレスをためこまない解消法を解説するので、参考にしていただければ幸いです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』
ゆうき ゆう 監

諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。

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