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敏感すぎてストレスがたまりやすい人はHSP(繊細さん)かも?【ストレスの話】

Text:ゆうき ゆう

敏感であることを長所として捉えよう

近年、「HSP」という言葉が注目を集めていま
す。HSPは「Highly Sensitive Person―非常
に敏感な人―」のことで、心理学者のエイレン・N・
アーロンが提唱した概念です。人間がまだ狩猟生
活を送っていた遠い昔、敏感であることは獲物を
狙い、敵から身を守るために欠かせない能力でし
た。やがて人間をとり巻く環境が安定するにつれ
人間の持つ敏感さも薄れてきましたが、現代でも
一部の人には敏感な気質が受け継がれています。
そのような気質を持った人は、およそ5人に1人
の割合で存在しているといいます。

「人の顔色や会話の内容が気になる」「匂いや音に
敏感である」。このような気質を持つ人はHSPの
可能性があります。HSPは物事一つひとつに敏
感に反応してしまうため、ストレスをためやすく
生きづらさを抱えやすいと考えられます。

しかし、HSPであることは必ずしも欠点では
ありません。敏感だからこそ周囲に細やかな目配
りができ、感情移入しやすいからこそ相手の立場
に立って物事を考えられるのです。HSPの概念
が広まったことで、これまで「気弱」や「内向的」
と批判されてきた性質は、「気配り上手」「慎重派」
など長所として受け入れられるようになってきま
した。HSPであることを自分の優れた個性とし
て認めることで、さまざまなストレスも前向きに
考えられるようになるでしょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』
著:ゆうき ゆう

「ストレス社会」といわれている現在、
科学や技術の発達で快適になっていく日々の生活とはうらはらに、
ストレスからくる心身の不調に多くの人が悩まされています。
ストレスの原因は仕事や学校、家庭、SNSなど人によってさまざま。
特に最近では、新型コロナウイルスの影響で
これまでの生活様式が大きく変化し、何かと行動も制限されました。
それにより、たまったストレスをうまく発散できずに常にイライラしたり、
不安感がいつまでたってもぬぐえずあまり眠れなくなったり…
また、ストレスは自律神経を乱す原因になるため、
放置すると免疫力も下がり、体の不調を招くことになります。
近年20~30代に多く見られる「過敏性腸症候群」はそのひとつで、
病院に行って検査をしても異常がみつからないのに、
日々便秘や下痢などの腹痛に悩まされる病気です。
早いうちに対処しなければ、
毎日腹痛におびえながら生活しなければならないという
新たなストレスが加わって悪循環に。
本書では、そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。
そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、
たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、
メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。

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