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体幹力の低下や姿勢の崩れが教えてくれる今すぐやめるべき何気なくやっている悪い習慣とは?【体幹の話】

Text:西野精治

悪い習慣はやめてブレない軸をつくる

なにげないくせや習慣も体幹力の低下や姿勢の崩れを教えてくれます。たとえば、「ショルダーバッグはいつも同じ側の肩にかける」「いすに座るとすぐに脚を組む」という習慣は、体のゆがみの原因になります。

さらに、「脚を組まないと落ち着かない」「脚を組んだほうが楽」という場合は、骨盤の高さに左右差が生じるなど、すでに体がゆがんでいる可能性があります。

脚を組んでいると、上げている脚は楽ですが、下側の脚に重心が偏り、臀部の筋肉が圧迫されます。筋力や柔軟性もアンバランスになって、普段の姿勢にもゆがみが生じ、骨盤が次第に傾いてきます。

全身は骨や筋肉で複雑に連結・連動しているので、骨盤が傾いたまま重い頭や上体を支えようとすると、様々なところに影響が及び、左右の肩の高さや脚の長さも違ってきます。

ゆがんだ体は、噛み合わせの悪さや頭痛、肩こり、腰痛など、全身の不調を引き起こしてしまうので、脚を組む習慣はすぐにやめましょう。

野球やサッカー、テニスなど、体の使い方に左右差の大きいスポーツでも、体にゆがみが生じて、けがに悩まされることがあります。アウターマッスルに比べて、インナーマッスルが弱いとゆがみや痛みが出やすくなります。体幹を鍛えて体の中にブレない軸をつくることが、けがの予防やパフォーマンスの向上につながります。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体幹の話』
監修:木場克己

新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になったり、筋力低下によって太りやすくなったりする人が多くいます。そこで、ダイエットや健康のために非常に重要になるのが体幹力。その言葉は聞いたことがあっても、実際鍛えると普通のアウターマッスルの筋トレと比べてどう良いのか、その効能と効果的な鍛え方などを図解・イラストでわかりやすく紹介します。大人も子供も楽に動けるようになり、さらに太りにくい体になる最強の方法など、今日から使える知識が満載です!