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自律神経が整い驚くほど快適になる身につけるべき最強の腹式法とは!?【体幹の話】

Text:木場克己

体の内側からお腹をぎゅっと絞る

体幹トレーニングの根幹となっているのは「ドローイン」と呼ばれる呼吸法です。筋肉を鍛えるのに、なぜそれほどまで呼吸法が大切なのか、疑問に思う人もいるでしょう。

ドローインとは、空気を深く吸い込んでお腹をふくらませ、吐くときには息を全部吐き切るようにお腹をしっかり凹ませる呼吸で、腹式呼吸とも呼ばれています。

ごく単純な動きのようですが、超音波(エコー)映像で脱力時のお腹の筋肉と比べてみると、その差は歴然。脱力時ではほとんど動かなかった腹横筋と、その上にある腹斜筋が大きく収縮しています。

体の内側からお腹が絞れて腹圧が高まり、腹圧に関わるインナーマッスルの横隔膜や骨盤底筋群にも刺激を与えることができます。体幹部が効果的に強化できるので、アウターマッスルとの連動性も高まります。すると、動かせる筋肉が増えて基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなります。

腹圧が高まることによって内臓の働きが活性化し、睡眠のリズムや自律神経のバランスがよくなります。さらに脊椎のS字ラインもきれいに整い、ぽっこり出ていた下腹も引き締まります。

体幹を鍛えるとよいと聞くと、がむしゃらに腹筋や背筋をする人がいますが、自己流でアウターマッスルだけを鍛えても成果は上がりません。ドローインやストレッチの大切さを理解して、効果的に体幹を鍛えましょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体幹の話』
著者:木場克己

新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になったり、筋力低下によって太りやすくなったりする人が多くいます。そこで、ダイエットや健康のために非常に重要になるのが体幹力。その言葉は聞いたことがあっても、実際鍛えると普通のアウターマッスルの筋トレと比べてどう良いのか、その効能と効果的な鍛え方などを図解・イラストでわかりやすく紹介します。大人も子供も楽に動けるようになり、さらに太りにくい体になる最強の方法など、今日から使える知識が満載です!