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皮下脂肪と内臓脂肪はどう違う?

Text:土田隆

つく場所が違う2種類の体脂肪

ひと口に体脂肪と言っても、大きく分けて2種類があります。全身の皮下につく皮下脂肪と、内臓の周りにつく内臓脂肪です。

皮下脂肪とは体全体を覆うようにつく脂肪で、外気温や体にかかる圧力を受け止める役割を果たしています。体全体が太って見えたりぽっちゃりしていたりするのは、この皮下脂肪が原因です。それに対して、体の奥深くにつくのが内臓脂肪で、こちらは内臓の位置を固定する役割を持っています。内臓脂肪が増えると、内臓の集中するお腹がポッコリと出てきます。

この皮下脂肪と内臓脂肪は単につく場所が違うだけでなく、体に対する作用や増え過ぎたときの悪影響も違います。

皮下脂肪と内臓脂肪のどちらが増えるかは人によって違います。

皮下脂肪の多い人は「皮下脂肪型」、内臓脂肪の多い人は「内臓脂肪型」というように区別されます

体脂肪の量を正確に計るにはCTスキャンによる計測が必要となりますが、手軽に計測するためウエストとヒップのサイズ比で計る方法も用いられています。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆

シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。

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