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野菜や果物にも炭水化物が含まれている?主食=炭水化物ではないという認識を持とう!【炭水化物の話】

Text:山田 悟

炭水化物を分類してみると?

「炭水化物」と聞くと、ご飯やパン、麺類などの主食をはじめ、じゃがいもやさつまいもといったイモ類を思い浮かべる人は多いと思います。確かにこれらの食品には炭水化物が多く含まれますが、実はこんにゃくや大豆などにも炭水化物は含まれています。注目してほしいのは糖質の含有量です。例えば、ご飯100g(お茶碗1杯)の糖質含有量は約38gですが、同じ量のこんにゃくでは0.1g です。

糖質制限を成功させるコツは、こうした糖質含有量の少ない食品を日々のメニューに上手に取り入れることです。ご飯やパンなど主食を半分にした分、こんにゃくや大豆を使ったおかずを多めに食べれば糖質量は抑えられますし、満腹感も得られます。最近はこんにゃくやおからを麺状に加工した食品も多数売られていますので、主食をそれらに代えるというのも1つの方法でしょう。

野菜類はイモ類やトウモロコシやかぼちゃなど一部のものを除けば、ほとんどが低糖質ですので、多めに食べても問題ありません。一方、健康のために朝フルーツを食べるという人は多いと思いますが、果実類はどれも糖質を多く含みます。バナナ1本の糖質は約20gで、1食分の糖質量全量の半分に相当しますので、果物が好きな人は食べる量に気を付けましょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田悟

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田 悟

昨今、健康法やダイエット法として“糖質制限”が浸透し定番となっていますが、一度やってみたものの挫折してしまう人も多く「一生続けるのは現実的じゃない…」「やっぱり主食を食べたい」という声も少なくありません。
 本書では『炭水化物』をテーマに、ガマンせずに食べながら痩せる方法や生活習慣病の予防に役立つ知識を、糖尿病専門医でもある著者が図解でわかりやすく解説します。
 すべてのカギは『血糖値』。血糖値と聞くと、糖尿病など生活習慣病の人だけが気にするべき数値のようなイメージがあるかもしれませんが、健康診断の数値にあらわれない『食後高血糖』は成人の2人に1人に起きているといわれており、誰もが他人事ではない数値です。
 炭水化物を食べながらでも血糖値を上げない食事法を具体的に紹介し、「GI値の低い食品って太りにくいの?」「外食のときはどうすればいい?」「食べ過ぎてしまったら翌日は食事を抜くべき?」といったギモンにも医学的に回答。さらに「白米よりチャーハンのほうが太らない」「油はたくさん摂ってOK」「朝のフルーツはNG」など、今までの固定概念を覆す新常識も。
 最先端の研究にもとづいた食事法で、炭水化物や糖質を「食べられない」ではなく「どう工夫して食べるか」がわかる、楽しく一生続けられるメソッドが満載の一冊です。

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