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マッサージやストレッチではない腰痛から解放される全く別のアプローチとは!?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】

Text:小林弘幸

原因は『ストレス』だと意識を切り替える

●治らない腰の痛みの知識をつけよう
みなさんにまず知っておいてもらいたいことがあります。それは、腰痛の多くはストレスによる「心因性腰痛」の可能性が高いということ。 前章でもお伝えしたように、腰痛に悩む多くの方は「原因不明の腰痛」と診断され、「正しい治し方」という地図を持たないまま完治というゴールまでやみくもに歩かされています。

腰が痛いなと感じたとき、マッサージやストレッチをしてみる、処方された筋弛緩薬を飲む、塗り薬を塗る、腰痛に良いクッションを買うなどのアクションを起こしている方が多いと思いますが、期待した効果が得られなくて、悩まされているという方がほとんどではないでしょうか。原因がわからずに悩まされている方に本書でお伝えしたいのは、その謎の痛みは筋肉や骨ではなく「ストレス」が原因かもしれない!とまずは意識を切り替えてみてほしいということです。

自律神経が乱れることで心に大きな負担がかかり、それが腰痛として痛みに現れているとしたら、完治というゴールに向かうための地図が今まで手にしていたものと全く別のものになります。整体に向かう地図ではなく、旅行へ行って心身をリラックスさせる、仕事の負担を減らして休みを増やす……など、全く別のアプローチができるようになります。それが腰痛から解放される近道かもしれないのです。

腰痛の85%が原因不明とも言われる

色々な医者や科学者が研究している腰痛の分野。しかし、腰の痛みの原因特定をできるケースは本当に少なく、原因不明の腰痛に悩む人は2550万人に及ぶと言われている。


原因不明の痛みは怖い

お医者さんでもズバリ原因が特定できない原因不明の腰痛。その多くは心因性腰痛ということがわかっています。しかし、心因性腰痛がストレスやメンタルによる自律神経の乱れからくることはまだまだ知られていません。


【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。

病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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