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ネットニュースやSNS、スマホゲームが自律神経を乱す理由とは!?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】

Text:小林弘幸

ネットニュースやSNSはほどほどに

●心を乱すような情報はなるべく見ない
スマホが普及したことにより、SNSやネットニュースなど、様々な情報を得られるようになりました。とても便利な反面、使い方を間違えると思わぬストレスを溜め込むこともあるので注意が必要です。自律神経が乱れる原因として、『怒りの感情』というものがあります。怒りは交感神経の働きを活性化するので、常に怒っているような人の自律神経のバランスは良くありません。人間関係でもそうですが、悪口を言われたり人の悪意が見えてしまうと、誰でも怒ったり嫌な気持ちになるものです。

それはSNSやネットニュースでも同様で、自分の投稿に対して匿名の誰かが攻撃してきた場合はもちろん、誰かが炎上しているのを見たり、ネットニュースでひどい事件を見て「この犯人は許せない」と思うような記事を発見するだけでも怒りの感情が湧いてきて、自分のストレスに繋がります。また、スマホゲームなどを長時間スマホばかり見ている状態は、ストレートネックになって血流が悪くなったり、課金による大きな出費などの金銭的なストレスに繋がることもあるので、ほどほどにしておきましょう。SNSやネットニュースは必要な情報を集めることができるので、とても便利なものではありますが、自分にとってさほど重要ではなく、怒りの感情が湧いてきそうな情報はなるべく見ないようにして、自律神経を乱さないよう心がけましょう。

怒りの感情は自律神経を乱す

便利で役立つツールである一方で、SNSでの心ない書き込みや、自分には関係ないのに心が乱されるような情報も多い。怒りの感情で自律神経を乱さないよう注意しましょう。


スマホゲームとの向き合い方

最近は様々なジャンルのスマホゲームが登場しています。しかし、熱中して長時間スマホばかり見ていると、同じ姿勢でずっといるために首の筋肉が凝り固まって血流が悪くなるなど、体にとっては良くありません。また、課金すればするほど強くなるゲームも多く、ゲームに勝 っても金銭的なストレスがあったり、負けると悔しくてさらに熱中してしまったりするので、ゲ ームもほどほどにしましょう。


【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。

病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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