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自律神経の乱れによる腰痛と明確に異なるガンで引き起こされる腰痛とは!?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】

Text:小林弘幸

ガンで腰痛になる理由

●治療しながら生きられる病気へ
ガンというと不治の病という印象が強いです。事実、日本の死因ランキングにおいては、ガンを示す『悪性新生物』が1位をとり続けています。しかし、医療の進化も日進月歩で進んでおり、ガンの発生部位や早期発見により完治することも再発を抑えることも可能になってきています。そんなガンでも腰痛になりますが、その理由は骨や脊髄などに転移するから。また、腰痛に関係があるガンは、すい臓の『すいガン』。沈黙の臓器ともいわれるすい臓での発症は、それ単体では自覚症状がない場合が多く、腰痛発展した場合の状況はあまり好ましいとは言えません。

骨に転移していた場合、神経に激痛が走り会話や食事が厳しくなることもあります。『原因不明の腰痛は自律神経が9割』を読んですいガンを心配する方もいるかもしれませんが、病院での検査しか発見する方法はありません。自律神経の乱れによる腰痛と明確に異なるのはすいガンで断続的な非常に強い痛みが繰り返されます。もし、自分がそういった痛みに襲われていたり周りにそういった悩みを抱えている人がいたら民間療法や体操に頼らずに、病院での原因特定を目指してください。逆にガンや椎間板ヘルニアでないとわかった際には、もう一度最初のページに戻り、原因不明の腰痛の治し方を学びましょう。それが腰痛レスを望むあなたへの最適解です。

日本の死因におけるランキング

現在圧倒的上位にいるのが、ガン(悪性新生物)です。1980年代より右肩上がりで上昇し続けている。しかし、これは日本人の平均寿命が増えたことや、研究が進んだことにより、より発見が増えたことも理由としてあげられるでしょう。


ガンも心因性腰痛も早期対応が大事

身体に対する不調は、早期発見、早期治療が基本中の基本です。無理をして我慢し続けることは、病気の進行に繋がります。問題になるのが心因性腰痛。抱えるべきでないストレスを溜めてしまうこと自体が、腰痛の痛みを強めてしまいます。


【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。

病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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