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幼児に5分でも外遊びをさせることで得られる効果とは!?

幼稚園と保育園を取り巻く現状。打ち出した新たなサービスとは

ー私も幼稚園出身で、よく遊びまわったのを覚えています。でも、確かに今は保育園に入れる人が増えていますよね。

「女性の社会進出の影響ですね。それ自体はすごくいいことだと思います。ただ、本当は幼児期にお母さんやお父さん、あるいは母性に関わっていないと、たぶんその子が大きくなって親がおじいちゃんおばあちゃんになったときに、面倒を見ないと思うんです。施設に預けて。”だって自分たちも小さいとき朝から晩まで保育園に預けられてたじゃないか”っていう世の中になるような気がしています。そこを何とか、親子のかかわりを何とか持ってもらいたいという使命感は感じています」

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ー幼稚園の子どもが減って保育園の子どもが増えてきたという実感は、いつ頃から感じていましたか。

「はじまりが10年前、顕著に表れたのは5年くらい前ですかね。今ではほぼ逆転してるんじゃないかというくらいには来ています。幼稚園の数そのものが減っているわけではないんですが、そこにいる園児の数が半分くらいになっているところはあります。一方で、幼稚園を”保育園化”して、預かりをしましょうというところは人数が増えている印象です」

ーその中で、御社が新しい取り組みを考えていると伺いました。

「子どもたちの”朝活”です!我々も幼稚園だけでなく保育園にも対象を広げていますし、下は2歳から上は12歳など、年齢の幅も広げています。脳が刺激されるので、外で遊ぶことは大切。でも幼稚園によっては、登園してお歌が始まって、制作してお昼ご飯食べてという感じで、午前中に1つも遊ばないところもあるんです。園の事情だったり遊ぶ場所がなかったりということもあるので、任意でも構わないから朝から体を動かした方がいいのではないかという提案をしています。新しいビジネス展開なので、上手くいけば会員数も増えると思っています」

ー小さい頃から体を動かすことが大事なのは理解できるのですが、実際にそれをやった子とやらなかった子では、違いは生まれるものなんでしょうか。

「顕著に表れるのは、”集中力”ですね。5分でも10分でも外遊びを入れることで心と体がスッキリするので、その日の集中力が全然違うんです。その後の制作や話を聞く時間というものにもしっかり入っていけるんですよね。先生やお母さんたちも、子どもがうるさいとつい怒ってしまうかもしれないけれど、短時間の散歩でもいいから外に連れ出すといいと思います。光や太陽を浴びると、脳が活性化されるんです」

【インタビュー】さわだスポーツクラブ 澤田康徳

◆経歴◆
1981年、東京都出身。学生時代はゴールキーパーとしてサッカーに打ち込み、高校までプロ選手を目指していた。日本体育大学を卒業後、同業他社である幼児体育のスポーツクラブで4年間修業。26歳で父の創業した「さわだスポーツクラブ」に就職。現在は社長を務める。幼稚園教諭の美人女性と結婚。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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