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キック世界チャンピオンから経営者に。シフトチェンジの難しさとは?

「HAYATO GYM」代表取締役 三宅裕二氏インタビュー③

ーー選手から経営者に。シフトチェンジは大変じゃなかったですか。

三宅:接客の楽しみというのは元々持っていました。高校の時にガソリンスタンドでアルバイトをしたことがあったんですけど、オイル交換やタイヤ交換を勧めたら感謝してくれるお客様がいたんですよね。
「危なかったよ」「このタイミングでやってよかった」って。相手の喜ぶ姿を見るのが楽しいという性格があるからこそ、キックボクシングジムでもそれがやりがいになっていたように感じます。

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ーー自分で競技をするのと、一般の方に教えるのでは、キックボクシングの目的に違いがあるようにも思います。そのあたりの違いはいかがでしたか。

三宅:ズレを直すのには時間がかかりましたね。僕は強くなり試合をする為にキックボクシングやっていましたから…。でも一般の会員様はそんなことを求めてなくて、ダイエットや健康づくり、運動不足解消、ストレス発散を目的とする会員様がほとんどで、試合出場希望者はほんの一部なんです。
今は会員様のそれぞれの目的に合わせ、そのニーズに応えられるよう努めています。会員様が楽しくトレーニングされ笑っている姿を見ると、ジムをやってて本当に良かったなって実感します。

ーーキックボクシングが広がると、より身近なスポーツになっていくのではないでしょうか。

三宅:そうですね。10年前に比べたら本当にジョギングとかスポーツジムと近いくらいに認められてきたなと感じるし、そこを目指してやっています。子どもから高齢者の方まで普通にキックボクシングを楽しむ世界にしたいな。
普及や競技者を増やすという意味では、自分も少なからず貢献できているのではないかと思います。

ーーお話を聞いていて、三宅さんにとって、キックボクシングの存在がすごく大きいものなんだと改めて感じます。

三宅:選手としての目線で言うと、「自分の可能性を試せるもの」。それが自分の中ではキックボクシングだったのかもしれません。
チャンピオンになりたいとかももちろんあるんですけど、「自分がどこまで強くなれるか」「自分の限界がどこにあるのか」「自分が最大限強くなったときにどの位置にいられるのか」。それが原動力となっていたような気がします。
キックボクサーになる前に仕事をしながらモヤモヤしていて、「もっとできる可能性があるはずなんだ」という自分を救ってくれたのがキックボクシングだったんです。

【インタビュー】株式会社アニバーサリー「HAYATO GYM」代表取締役 三宅裕二
◆経歴◆
1977年、茨城県生まれ。株式会社アニバーサリー代表取締役「HAYATO GYM」会長、インストラクター。元プロキックボクサー。リングネームは「HAYATO」。UKF世界スーパーウェルター級王者、K-1 WORLD MAX 2008 日本代表決定T 準優勝などタイトル多数。23歳でプロデビューを果たし、「叩き上げのベビーフェイス」のキャッチフレーズで人気を博す。趣味はオーディオと子育て。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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