二度蹴りの禁止などを解説
ファウルを取られPKとなった場合、ゴールキーパーとキッカーの1対1の勝負が始まります。
PK開始の笛が鳴り、いざスタート!と行きたいのですが、ここで両者の注意すべきポイントがいくつかあるので紹介します。
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〈キッカーの注意点〉
・フェイント
助走の段階でのフェイントは認められています。しかし、助走が完了しボールを蹴る際のフェイント(キックフェイント)は禁止であり警告(イエローカード)となります。
例えば、足を振り上げ、蹴る際に一瞬足を止めてキーパーのタイミングを意図的にずらすことなどが警告の対象となっています。
・二度蹴り
フリーキックなど試合再開方法のすべてに共通する事で、同じ選手が連続してボールに触れることは反則となります。このとき、相手チームに間接フリーキックが与えられます。
では、次の場合はどうなるでしょうか。考えてみましょう!
キッカーの蹴ったボールがゴールポスト(クロスバー)に当たり、キッカーのところへ跳ね返り、もう一度シュートをした。
このとき、ゴールポストは人間ではないので、同じ選手が2度連続で触る二度蹴りという反則に該当します。もちろん他の選手がシュートをするのは認められます。
ゴールポストではなく、ゴールキーパーにセーブされて跳ね返りがきた場合は連続で触ったことにはならないのでキッカーも再びシュートする事が可能です。
〈ゴールキーパーの注意点〉
・キッカーが蹴る前にゴールライン上から動く
ボールが動く前にゴールキーパーはゴールライン上から前に出ることは出来ません。前に出たと判断されると警告を受ける可能性があります。
2019‐20から「少なくとも片足の一部をゴールラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させなければならない」と新ルールに変更されました。
〈キッカー以外の選手の注意点〉
・キッカーがボールを蹴るまでペナルティーエリアに入ってはいけない。
・立ち位置(ボールより後ろ・ペナルティーエリア外・ペナルティーアーク外)
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公開日:2020.08.03
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