歴史

優雅な青海波の舞に人々は感動!光源氏の美しさに心乱す藤壺【図解 源氏物語】
不義の子の誕生(紅葉賀) 紅葉の美しい10月、朱雀院(すざくいん)での一院の長寿の祝宴に際し、身重の藤壺のために、桐壺帝は宮中で試薬(リハーサル)を催しました。源氏と頭中将が、唐から伝わった二人舞の青海波(せいがいは)を […]

光源氏は月明りで見た末摘花の姿に驚愕!?醜女でも情をかけて世話をするのはなぜ?【図解 源氏物語】
内気すぎる姫君への対応に苦慮 夕顔を亡くした喪失感を埋められずにいた源氏は、乳母子(めのとご)である大輔命婦(たいのふみょうぶ)から、夕顔に似た境遇で、荒れ果てた邸でひっそりと暮らしている故常陸宮(ひたちのみや)の姫君( […]

北山で素朴な美少女と出会う~巻名:若紫~【図解 源氏物語】
藤壺は秘密の逢瀬で懐妊 源氏はわらわ病を患い、治療のために高僧のいる北山を訪ねます。よい景色を見て、従者の一人が明石の浦の眺めのよさを語り、話はそこにいる明石の入道の美しい娘のことに及びました。近くに風情のある僧坊(僧の […]

人知れぬ恋の悲しい結末!光源氏が恋した無邪気な女性「夕顔」とは?【図解 源氏物語】
無邪気なかわいさの虜に 源氏は六条(ろくじょう)のあたりに住む高貴な女性のところにお忍びで通っており、途中、五条(ごじょう)に住む乳母の見舞いに寄りました。この乳母は、源氏の腹心の従者である惟光(これみつ)の母です。ふと […]

光源氏は人違いで別の女性と関係を持った!?平安の男性貴族の1日とは【図解 源氏物語】
人違いで空蝉の継娘と契る(空蝉) 源氏は小君の手引きで再び紀伊邸を訪れ、二人の女が向き合って碁を打っているところをのぞき見ます。横を向いて、はっきり顔が見えないほうの女が、目当ての空蝉だと思われました。もう一人の女は、こ […]

光源氏は中流貴族の人妻との関係に苦悩した!貴族の男性が考える理想の女性とは【図解 源氏物語】
女性談議に刺激されて・・・・・・(帚木) 長雨の続く夜、源氏が宮中の自室で宿直(ととのい)をしていると、親友の頭中将(とうのちゅうじょう 葵の上の兄弟)がやってきてました。源氏の持つ女性からの手紙の話をきっかけに女性論を […]

光源氏は亡き母に似た女性に思いを寄せていた!?平安時代は男性主導の恋愛だった!【図解 源氏物語】
亡き母に似た藤壺との出会い 更衣が亡くなったあと、若宮は北の方に育てられましたが、6歳のときにその祖母も他界し、宮中で暮らしはじめます。その美貌と才能によって皆にかわいがられる存在になりました。帝は、第一皇子を東宮に決め […]

悲恋の両親と美しき若宮~巻名:桐壺~【図解 源氏物語】
3歳で母を失った光源氏 どの帝(みかど)の御代(みよ)だったでしょうか、女御(にょうご)や更衣(こうい)が大勢仕える中に、それほど身分は高くないのに、帝の寵愛(ちょうあい)を一身に受ける桐壺更衣(きりつぼのこうい)がいま […]

源氏物語の舞台「平安京」は、どこにあった?どんな場所であった?【図解 源氏物語】
平安京はどこにあって、どんな場所であった? 平安京は現在の京都市にあたる場所にありました。京都の地形は、中国を中心に普及した、大地の四方の方角を司る「四神(しじん)」に基づいた四神相応の地とされました。平安京は、唐の都長 […]

長編小説「源氏物語」ってどうやって楽しむ?主人公光源氏と作者紫式部とは【図解 源氏物語】
日本が世界に誇る長編物語 『源氏物語』は、平安時代中期、11世紀初めに成立した紫式部(むらさきしきぶ)による長編物語です。光源氏(ひかるげんじ)の誕生から晩年までの五十数年と次世代の若者たちの十数年、4代の天皇の時代にわ […]

平安初期に仏教の大革新が起きた理由とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 仏教】
なぜ、平安初期に仏教の大革新が起こったの? 奈良時代までの仏教は、現代日本の仏教とは少々違っていました。寺院に一般人が参拝することはありませんでしたし、葬式が行なわれることもありませんでした。宗派はありましたが、大学の学 […]

仏教はインドからはじまったのにどうして中国にも広がったの?【眠れなくなるほど面白い 図解 仏教】
中国に道教が広まっていたから 伝説によると、中国に仏教を請来したのは後漢の明帝だったといいます。明帝は金色に輝く人の夢を見て、使いを大月氏国(現在のアフガニスタンの地域)に送り、それに応じた2人の僧が西暦67年に洛陽の白 […]