視覚の特性と死角
運転中の視覚の特性
一点だけを注視せず、絶えず前方や後方、周囲の交通に目を配る。
視力は速度が上がるほど低下し、とくに近くの物が見えにくくなる。
疲労の影響は、目に最も強く現れる。疲労の度合いが高まるほど、見落としや見間違いが多くなる。
明るさが急に変わると、視力は一時、急激に低下する。トンネルに入るときやトンネルから出るときは、速度を落とす。
運転者の死角
車を運転するときは、発進前に車の前後や左右など、運転席から見えない部分(死角)の安全を確かめる。
走行中は、ミラーに映らない部分の安全を自分の目で見て(目視)確かめる。
試験にはこう出る!
No.1 安全運転のためには、走行中の運転者の視点を前方の一点に集中させることが大切である。
答え:✕ → 一点に集中させるのではなく、絶えず周囲の交通に目を配ることが大切です。
No.2 トンネルに入るときは運転者の視力が一時、急激に低下するが、トンネルから出るときに視力が低下することはない。
答え:✕ → 明るさが急に変わると、視力は一時、急激に低下します。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.12.08