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ガス自由化に合わせてニーズが高まっている「ガス設備士」の仕事内容と給料とは?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

ガスの自由化で需要が高まっている

ガスを使わないオール電化の住宅も登場しましたが、やはりガスも重要な生活インフラです。そうした日常に不可欠なガスを取り扱う職種がガス設備士です。

ガス設備士はガスの設備工事や点検をする仕事を主に行います。危険物であるガスの取り付けは専門的な技術が必要になるため、資格がなければ設備士になることができません。

資格は一般的に「ガス主任技術者」を取る必要があります。これは、燃料ガスの製造から供給まで、すべての過程でガスの取り扱いに必要となる資格で、取得すると工事や維持、運用ができるようになります。

他にも、瞬間湯沸器などのガス機器の設置や施工では「ガス機器設置スペシャリスト」という資格が必要です。これがあれば、ガス可とう管(ガス機器とガス栓が接続されている箇所)の接続工事ができます。「簡易内管施工」は都市ガスの内管工事に必要で、ガスメーターの取り付けや取り外し工事のときなどに使える資格です。

ガス設備士の平均年収は500~600万円と言われ、資格手当や残業代などによりさらに収入が増えます。一般的な会社員の平均年収よりも高めなのは、ガスの取り扱いはガス漏れや爆発事故につながる危険性もあり、責任重大な職種だからとも言えるでしょう。

ガス業界のこれからの動向ですが、利用者が自由にガス会社を選べるようになった「ガス自由化」が2017年からスタートし、様々な企業がガス業界に参入しています。市場も拡大していくと見られていますので、ガス工事関連の仕事は非常に手堅いと言えるでしょう。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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