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鳥居がある場所や神社でルールを守る人が多いのはなぜ?「バチが当たりたくない!」も実は行動経済学のひとつだった!?【ゼロからわかる知らないと損する行動経済学】

Text:ポーポー・ポロダクション

鳥居を置いてポイ捨てが劇的に減った!?

宮城県のある町の道路には、通行中に捨てられたとみられるゴミが散乱していました。近所の産業廃棄回収企業が毎年、ボランティアで清掃活動に取り組み、監視カメラも設置したのですが、ポイ捨ては減らなかったのです。

この状況をどうにかできないかと思い、同社が鳥居を設置をしたところ、ゴミのポイ捨てが劇的に減ったそうです。人は周囲にゴミがすでに捨ててあったり、ゴミ箱がない場合、罪悪感があってもゴミを捨ててしまう心理が生まれます。

ゴミ箱がいっぱいの場合は、ゴミ箱を整備していないほうが悪いと理由をつくり、ポイ捨てに走りがちです。つまり、ポイ捨てを正当化できる理由があるとポイ捨ては重なっていく現象が生まれます。

「バチが当たりたくない」も損失回避性!“神の目効果”とは?

ゴミを捨てようとしたときに鳥居があると「バチが当たるのではないか?」という強い不安が生まれます。日本人は特定の宗教をもっていないか、意識していない人が多くいます。しかし漠然と「神様の存在」を信じている傾向があり、初詣や合格祈願はそうした行動のひとつです。

神様の存在を感じるところで悪いことをすると「バチが当たるのではないか?」という不安があり、人はわざわざ鳥居の前でゴミを捨てることはないと考えるのです。これも損をしたくないと考える損失回避性の影響です。

そして信仰心が強くない人でも、神様を感じるところではモラルやルールを破りません。これは「罰(ばち)」を恐れている心理であり、損をしたくないと考える損失回避性と関連があります。これの心理効果をポーポーでは「神の目効果」と呼んでいます。

「ゼロからわかる 知らない損する 行動経済学」はこんな方にオススメ!

・行動経済学を学んでみたい!
・鳥居がある場所や神社ではルールを守りたくなるのはなぜ?
・ビジネスに行動経済学を取り入れてみたい
・行動経済学を学ぶメリットを知りたい

そう感じている方にはぜひ本書『知らないと損する 行動経済学』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』著/ポーポー・ポロダクション

【書誌情報】
『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』
ポーポー・ポロダクション 著

コロナ禍により、さらに注目を集めている行動経済学。消毒液をプッシュするとおもしろい音が出ることで、手指の消毒を促進したり、レジ前に足跡のマークをつけてソーシャルディスタンスを保ったり。行動経済学は難解な経済の話だと思われることもありますが、そんなことはありません。「1980円はなぜか安く感じる」「中古品の買取価格に毎回満足できない」「投票の話を聞くだけで投票率が上がる」など、「つい、○○してしまう」という人の不思議な行動を扱う、身近なテーマです。本書ではお金と心理の話を中心に、そんな行動経済学のおもしろさが伝わる内容となっています。初心者の方はもちろん、行動経済学への理解を深めたいと考える方にもおすすめしたい一冊です。

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