栄養成分、原材料など食品表示のパッケージ
栄養や健康のことを考える時に真っ先に見るべきなのは、たいていは裏面に記載されている栄養成分表示と原材料表示です。ところがこの表示がまるでトリックのようにわかりにくいことがあります。
栄養成分表示が全量当たりでなかったり、ラベル表示が健康的でも、実は健康を害する要素が多分に含まれていることもあります。栄養成分表示と原材料表示の正しい見方を知り、本当の栄養バランスを考えて食品を買いましょう。
「0」表記には御用心!世界の表示基準は日本より厳しい?
ラベル表記が0でも、他の成分がしっかり含まれていて結果的に不健康化かもしれない食品があります。しっかりチェックして買いましょう。例えば、糖質0ビールでも人工甘味料やプリン体がたっぷりの場合があったり、糖類0表記でも糖質を含む場合があるので、気を付ける必要があります。
日本は安心安全なイメージが強いですが、殊に食品の表示や規制に関しては、諸外国に遅れをとっている傾向にあります。欧米では、アレルゲンや添加物の表示義務基準がより細かいのに対し、実は日本の表示基準は非常に緩いのです。産地やグルテンなど、日本では見られない項目が諸外国ではしっかりと表記されているのです。
「食材と栄養素の話」はこんな方にオススメ!
・どの食材が一番栄養があるのか
・食習慣を見直したい
・どのように栄養素を摂れば吸収率が高いのか
・食品表示の読み方を知りたい!
そう感じている方にはぜひ本書『食材と栄養素の話』を手に取っていただけたらと思います。
出典:『食材と栄養素の話』監/牧野 直子
【書誌情報】
『食材と栄養素の話』
牧野直子 監修
栄養をムダなく摂れる最強の調理法から冷凍保存法まで!食材と栄養素の知識がこれ一冊ですべてわかる!コロナ禍でカラダと健康について、改めて注目が集まっています。食事によってカラダの中から健康になることで免疫力を高め、病気に打ち勝つカラダになるために、まずは栄養素の知識が大切になります。本書では、毎日の食事に必要な“食材と栄養”の知識について、図解、写真で管理栄養士がわかりやすく解説します。糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素の話はもちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維の働きまで、意外と知らない役立つ知識が満載です。「免疫力を高める栄養素」「食材の“栄養が消える”残念な調理法」「栄養が失われない最強の冷凍保存法」などなど食材と栄養にまつわる情報を幅広く掲載。少し栄養の知識があるだけで毎日の食事が栄養価満点になり、自分や家族の健康状態も劇的に変わります!いつまでも健康でいたい人にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2022.11.02