“歯の本数”でわかる!冷えと乾燥を防ぐベストな食事バランス【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】

栄養バランスのコツは歯の比率に合わせる

不足すると冷えや乾燥を引き起こす栄養素があります。それが、たんぱく質、ビタミン、ミネラル。たんぱく質は血流アップに不可欠な筋肉の材料です。ビタミンCは毛細血管の機能を助け、ビタミンEは末梢の毛細血管を広げる作用があるなど冷え対策に必須の栄養素。不足するとターンオーバーが正常に行われなくなり、肌トラブルを引き起こします。ミネラルも同様。ミネラルの中でも特に鉄分が不足すると血流が悪くなり、酸素や栄養素が全身に行き渡らなくなります。

今の世の中は食べ物であふれていますが、現代人は糖質や脂質ばかりをとりすぎて、必要な栄養素を十分摂取できていません。それが、現代型の栄養失調です。

その解決法のひとつとして、昨今試されているのが「肉食(たんぱく質)+糖質制限」という食事法。ただし、必ずしもすべての人の体に合うわけではなく、胃腸に負担がかかる場合もあります。では、どんなバランスで栄養をとればいいのか。

私は「歯に合った食べ方」を基準に考えています。人間の永久歯は32本。そのうち20本(62.5%)が穀物をすりつぶす臼歯。上下の前歯8本(25%)が野菜や果物を噛む門歯。残りの4本(12.5%)が肉や魚を引き裂く犬歯。このバランスで食べるのが、本来、人の体に最も適しているのです。

冷えと乾燥を防ぐために欠かせない栄養素

たんぱく質

体の組織をつくり、血液の成分にもなる栄養素。熱をつくり出す筋肉の素になる。

● 肉類
● 魚類
● 豆類
● 卵
● 乳製品

ビタミン類

ビタミンCやビタミンEは毛細血管に働き、血流をよくする。

● ナッツ類
● 魚介類
● 緑黄色野菜
● 果物
● いも類

全身に酸素を届け、血行を促す役割を担うのが鉄。不足するとさまざまな不調が出る。

● ドライフルーツ(プルーン、レーズン)
● 貝類
● 海藻類(ひじき)
● 赤身の肉や魚
● 高カカオチョコレート

食事の栄養バランスは歯の比率にあわせる

栄養不足にならないためのバランスのいい食事は「歯」が教えてくれます。歯の比率に合わせて、穀物を中心に、野菜や果物を食べ、動物性の食品は少量に抑えるのがベスト。糖質を抑えるために穀物を減らすのは要注意です。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜


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血流が悪いと手足まで血がうまく流れずに、冷えてしまいます。

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