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アプローチのダフリ&トップを和田泰朗のキープレフト理論で解決する方法とは!?

「練習ではできるけど、コースではできない」をスッキリ解消!ミスショットの解決は「キープレフト理論」にまかせろ!

「キープレフト理論」は、スウィングを「斜めの棒を斜めに動かす運動」と考え、クラブを身体の左側にキープするメソッド。本誌第1号で紹介し、大変好評を得た。今回は、この理論の実戦編。ラウンドでのドライバーとアプローチの典型的なミスを解決する方法を和田泰朗プロに教えてもらった。

【ミスショット02】
アプローチのダフリ、トップ

アプローチのミスは大きく分けて2つ。ダフりとトップです。ダフってヘッドが手前に落ちた場合、リーディングエッジが地面に刺さるケースとヘッドが地面にワンタッチするケースがありますが、ともにボールは飛びません。トップの原因はおもにすくい打ちです。どちらのミスも、寄せようとしてボールに当てにいく、打球の行方が気になって早く身体が起きてしまう、あるいはボールをクリーンに打とうとする、といったことが引き金になります。


●アプローチで寄せるコツは正しくダフること
アプローチでトップは絶対ダメですが、ダフりは必ずしも悪くありません。むしろ正しくダフることが成功の秘訣です。正しくダフるとは、バウンス(ソール部分につけられた出っぱり)から地面にコンタクトすること。ヘッドが地面に刺さらないので、すくい打たない限り多少ヘッドが手前に落ちてもザックリしません。ボールだけクリーンに打つ必要も、ダウンブローに打つ必要もないのです。


【Point】骨盤だけ左に向けるイメージで動く
ショットのイメージは、足元ごと身体を目標に正対させ、右手一本で持ったウェッジを、 身体の右サイドでゆっくり大きく右回りさせる動き。アマチュアのミスの多くは、クラブが左回りに動くことで起きているのだ。


確実に2パット圏内に寄せるには、左足体重でストロークし、右足を左に引きずりながらインパクトに向かうことも有効。右太ももを内側に捻ったまま動くと骨盤が左に回る。慣れれば右足を引きずらなくても骨盤が回るようになる。


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【レッスンプロ情報】
●和田泰朗
1976年生まれ。スポーツ医学、ゴルフトレーニングを学び指導者に。2013年に世界的なプロ団体 WGTF(世界ゴルフ教師連盟)で会員38000人中1%しかいない「マスター」資格を取得。独自のキープレフト理論が認められ同団体のトップ100にランクされた。著書に『世界が認めた究極のシンプルスイングキープレフト理論」(日本文芸社)がある。

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