「まっすぐ当てよう」という意識がフリップを招く【最強インパクトを作る うねりスイング】


フリップ動作③
「まっすぐ当てよう」という意識がフリップを招く
自分ではハンドファーストにボールをとらえているつもりでも、動画を撮って見るとフリップしている人は「ハンドファーストにまっすぐ当ててるつもりなのに……」という表現を必ずするものです。しかし「まっすぐ当てよう」と思っている時点で、ダメだということに気付かないとフリップは直りません。
クラブフェースはつねにボールに対して回転します。回転する最中にボールをとらえているという動きが正解なのです。
ですので面でまっすぐ当てようと思った瞬間に、支点が右側にずれて左手がロックされてしまいます。
ここがポイントで、ハンドファーストインパクトになるために、左手はアドレスの位置より当然、左にずれるわけで、ボールに対して左手は動き続けないとハンドファーストにならないのです。
POINT フリップしてしまう人はクラブフェースを開閉する意識を持つといい

フェースが回転する途中でボールをとらえる意識になるとハンドファーストインパクトができるようになる
【出典】『最強インパクトを作る うねりスイング』著:三觜 喜一
【書誌情報】
『最強インパクトを作る うねりスイング』
著:三觜 喜一
「ゴルフスイングの習得には、スイング中の4つの連続動作を行うことが重要」という、著者のスイング理論を数多くのカラー写真を交えてわかりやすく紹介。写真の他に、QRコードで連続動作がよくわかる動画が見られる! また、「うねりドリル」「かご練」など、スイング作りに不可欠な著者独自の練習ドリルも収録。ベストセラーとなった著者の前著『ゴルフは直線運動で上手くなる! 』を補完する、スイングメソッドを完全解説し、B5判という大きな紙面、300ページ近い本書は、ゴルフ初心者から経験者のスイングの見直しに必ず役立つ一冊だ。
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