楽しむアプローチが解決のカギ! 嫌がる子どもの歯磨きタイムを変えるには?【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

食べ方、習慣、お口の状態 こんなときどうする? Q&A

毎日の食事や習慣、気になるクセ・・・・・・、
誰もが何かしら悩んでいることと思います。
そんなみんなが困りがちなことを集めてみました。

Q. どうしても歯磨きを嫌がります。

A. 抵抗感をなくすアプローチを試しましょう。

赤ちゃんの場合

口のなかに歯ブラシが入ることが気になってしまうのかもしれません。普段から口のなかに大人の指を入れたりして、慣れさせておくと嫌がりにくくなります。歯固めを使うのもいいですね。

いつもママが歯磨きをしてあげているなら、パパにやってもらうなど変化をつけるのもおすすめです。気分転換になり、すんなり磨かせてくれるかもしれません。

また、歯ブラシのサイズや状態が合っていないということも考えられます。月齢、年齢に合った物を選ぶようにしてください。

1歳以降の場合

自我が芽生えてくると、とにかく歯磨きを嫌がるということも多くなります。たとえば、手鏡を持たせて自分の口のなかを見せながら磨いてみたり、歯医者さんごっこをしたりするのもいいでしょう。

子どもと大人がお互いの口のなかを見て、磨き合うのもいいですね。歯垢染色液で染め出しをして、どこが磨けていないかを一緒に確認してみるのも面白く取り組める方法です。

歯磨きの体勢

大人の太ももの間に子どもの頭をはさんで、子ともを寝かせるスタイルを。この体勢に慣れさせるため、そのまま顔をマッサージしたり、スキンシップをしてみましょう。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未

【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

『歯並びをよくする離乳食・幼児食』書影
【Amazonで購入する】

お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

この記事のCategory

インフォテキストが入ります