スライスボールからつかまった弾道に変化!25.8yd飛距離UPさせたポイントとは!?【板橋繁のノーリストターンで飛ばす!G1スウィング】

G1スウィングでショット改善!アマチュア診断

アマチュア:石井鋼一さん(51歳)/悩み・ダフリ、縦の距離感

○板橋繁プロのスウィング診断とレッスン
ボールにクラブを「当てに行っている」「合わせている」傾向にあった秋元さんのスウィングを矯正するにあたって板橋プロが注目したのがフィニッシュ。

ターゲット意識のG1スウィングは「スウィングの途中にボールがある」といったイメージなのでインパクト(地面のボール)を意識しないが、フィニッシュを意識するだけで自ずとスウィングも変わってくるという。

そして驚くべきことに、板橋プロが秋元さんのフィニッシュの形を直しただけでボールがつかまるようになり、どんどん飛距離が上がっていった。

○レッスンのビフォー・アフター
飛距離 207.1→232.9/25.8ヤードUP!!(「トラックマン」でデータ測定)
計測器「トラックマン」の数値では、スウィング矯正後にトータル飛距離が25ヤード以上もアップ。スライスボールからつかまった弾道に変化したことに加え、ボールへのエネルギー伝達効率を示す「スマッシュファクター」が1.47にまで向上(最大値は1.5)。これはプロレベルの脅威的な数値だ。

●フィニッシュを意識するだけで飛距離が伸びる
日本式スウィングはトップを大きくしようとして腕を伸ばしたり高く上げたりするいわゆる「きつい」トップなのに対し、フィニッシュはすぐにゆるんでしまう傾向にあります。

一方で欧米式スウィングはトップはゆるく柔らかく、反対にフィニッシュはしっかりと筋肉を使って姿勢を維持する「きつい」形になります。

打った後すぐに右足に乗ってしまうような「逆Cの字」フィニッシュではなく、打球が地面に落下するまで左足一本で真っすぐ立てるような「インバランスフィニッシュ」を心がけてみてください。

驚くほど飛距離がアップします。

出典:『ゴルフレッスンプラスvol.12』

【レッスンプロ情報】
●板橋繁
Gold One Golf Schoolディレクターオブゴルフ。全米ゴルフ教師インストラクター協会日本支部 (USGTF JAPAN) 主席試験官。1967年生まれ。日本体育大学大学院体育学修士課程修了。日体大ゴルフ部時代は同期の伊澤利光プロとともに活躍。卒業後は日体大ゴルフ部コーチ兼スポーツトレーニングセンターに勤務し、オリンピック選手とプロゴルフアーのトレーニングを指導。1995年に渡豪し、ヒルズ学園高校ゴルフ部監督に就任。ジュニアゴルフの育成と数々の勝利に貢献する。2002年からは、豪州のトッププロ養成学校 A Game Golf Academy 日本人担当コーチを務めた。運動力学を主体にした独自のコーチング理論とメンタルコントロール論を確立し、ツアープロのコーチングも担当する。

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