豚肉や玄米を食べて疲労感を解消!ビタミンB1の摂取で得られる効果とは【食材と栄養素の話】

脂肪をつけないために糖質、脂肪過多に注意

肥満の主な原因は、糖質や脂質の摂りすぎによるものです。そんなわけで糖質や脂質は悪者にされがちですが、生命活動のエネルギー源になる大切な存在です。しかし、それだけではエネルギーに変換されません。
肥満の主な原因になる糖質は、ビタミンB1によってエネルギーに変換されます。そのため糖質を摂取する際は、豚肉やうなぎなどのビタミンB1もしっかり摂取する必要があります。また、満腹感を得るために脂質をある程度摂取するのも、食べすぎを防ぐ手段です。
ビタミンB1を摂取するとどんなことがある?
ビタミンB1を摂取すると様々な効果と働きがあります。一つ目は頭の回転をよくするといわれています。脳は糖質だけをエネルギー源にしているので、ビタミンB1を摂取すると、頭のエネルギー消費も円滑になります。脳を活発に使うと糖質が欲しくなるのはそのためなのです。
二つ目は、イライラやストレスを解消する効果があるといわれています。ビタミンB1が不足すると糖質をうまくエネルギーに変換できず、エネルギー不足でイライラや疲労感につながります。そのため、糖質と一緒に仕事や勉強の前に摂取するのがオススメです。
「食材と栄養素の話」はこんな方にオススメ!
・どの食材が一番栄養があるのか
・食習慣を見直したい
・どのように栄養素を摂れば吸収率が高いのか
・食品表示の読み方を知りたい!
そう感じている方にはぜひ本書『食材と栄養素の話』を手に取っていただけたらと思います。
出典:『食材と栄養素の話』監/牧野 直子
【書誌情報】
『食材と栄養素の話』
牧野直子 監修
栄養をムダなく摂れる最強の調理法から冷凍保存法まで!食材と栄養素の知識がこれ一冊ですべてわかる!コロナ禍でカラダと健康について、改めて注目が集まっています。食事によってカラダの中から健康になることで免疫力を高め、病気に打ち勝つカラダになるために、まずは栄養素の知識が大切になります。本書では、毎日の食事に必要な“食材と栄養”の知識について、図解、写真で管理栄養士がわかりやすく解説します。糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素の話はもちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維の働きまで、意外と知らない役立つ知識が満載です。「免疫力を高める栄養素」「食材の“栄養が消える”残念な調理法」「栄養が失われない最強の冷凍保存法」などなど食材と栄養にまつわる情報を幅広く掲載。少し栄養の知識があるだけで毎日の食事が栄養価満点になり、自分や家族の健康状態も劇的に変わります!いつまでも健康でいたい人にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
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