人間にはどんな神経があるの?
「体調が優れない!?」「イライラする!?」日常生活でよくある体の不調ですが、これらの多くは自律神経が関係しています。まず、自律神経とは何でしょうか?
脳には神経が通っていて、体の様々な部分とつながっています。脳にあるのが中枢神経と言い、頭で考えたり、指令を出したり、高次の機能を司っています。
もう1つ、末梢神経というのがあります。末梢神経は、全身に張り巡らされた神経であり2つあります。1つは、脳からの指令で筋肉を動かしたりする運動神経や、味覚や触覚、視覚などの感覚器にある知覚神経である体性神経です。
2つ目が、自律神経です。内臓や心臓、血管の働きなどをコントロールして、体の活動をずっと見守ってくれる神経です。体内の状態をつねに整えてくれるのです。
この自律神経には、交感神経と副交感神経という2つがあり、互いに相反する働きを持っています。
出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹
【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹
人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。
公開日:2021.12.01