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SDGs達成度ランキングTOP3はフィンランド/スウェーデン/デンマーク!日本のSDGs達成度はどれくらい?【親子で学ぶSDGs】

Text:笹谷秀光

フィンランドはSDGs先進国!

SDGs達成度ランキングのトップ3はフィンランド、スウェーデン、デンマーク。1位のフィンランドは30年近く前から持続可能な開発に取り組んできたSDGs先進国で、手厚い福祉やジェンダー平等への積極的な取り組み、質の高い教育、環境保護への関心の高さなど、見習うべき点が数多くあります。

2位のスウェーデンはジェンダー平等の水準がとても高く、政府の大臣のほぼ半分が女性です。3位のデンマークは再生可能エネルギー産業が盛んで、国をあげて二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいます。

一方、日本は18位と悪くない順位となりましたが、ジェンダーの不平等や気候変動の問題などについては、大きな課題が残っていると指摘されています。これらの問題を中心に、今後はさらにSDGsの取り組みを強化する必要がありそうです。

SDGs達成度18位の日本、今後の課題は?

日本のSDGs達成度において、2021年までの5年間を通して、特に達成度が低いとされているのが目標5番「ジェンダー平等を実現しよう」13番「気候変動に具体的な対策を」14番「海の豊かさを守ろう」15番「陸の豊かさも守ろう」17番「パートナーシップで目標を達成しよう」です。

一方、評価が高いのが目標4番「質の高い教育をみんなに」9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」16番「平和と公正をすべての人に」です。この強みを生かして、SDGsに関連する問題への意識を高め、課題とされたことを改善して、目標達成を目指さなければなりません。

「遠い国の問題」と「私の日常」はつながっている

地球が危機におちいっていると聞いても、なかなかピンとこないですよね。そんなときはまず、身近なものに目を向けてみるのがオススメです。

例えばおやつに食べたチョコレート。原料の一つであるカカオは、大半が西アフリカの国作られています。そして、カカオ農園では子どもが働いている場合もあり、学校に通えない子どもも少なくありません。

「普段使っているもの、食べているものは、どこでどうやって作られているんだろう?」という視点で、身近なものを見直してみましょう。SDGsの取り組みといっても難しく考える必要はなく、買い物をするときにマイバッグを使うなど、身近なことから始めればいいのです。

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・お子さんの調べ学習や夏休みの自由研究のテーマ決めにも

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光

【書誌情報】
『親子で学ぶSDGs』
笹谷 秀光 著

今、大注目の大切な話「SDGs」について、わかりやすいテキストとイラストで解説しながら各項目を【3つのキーワード】にまとめました。「エスディージーズってなに?」という基本から、日本と世界の「ヤバイ問題・スゴイ取り組み」まで一気にわかります。

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