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世界の約5900万人の子どもが小学校に通えていない!教育を受けられないと突き当たる幾多の困難とは!?【親子で学ぶSDGs】

Text:笹谷秀光

生きる力をつけるためには「学び」が大切

日本は義務教育で小中学校に通うのが当たり前とされていますが、世界には小学校にすら通えていない子どもが約5900万人(2018年)もいます。その半数以上がアフリカの子どもたちで、5人に1人の子どもが小学校に通えていません。

学校が近くにない、先生がいない、授業料や教科書代が払えない、親が行かせない、あるいは行かせられない・・・など、学校に通えない理由はさまざまです。衛生環境や栄養の状態の悪さから、病気にかかって通えない子どもも少なくありません。

教育を受けられないと、子どもはいろいろな困難に突き当たります。文字の読み書きができなければ、知識や情報を得られず、やりたい仕事に必要な技術や能力も身につけられません。計算が出来なければ、将来の仕事選びに影響するだけでなく、買い物でおつりをごまかされることもあります。

大人になってからも、選挙に参加できない、公共サービスを受けるために必要な書類が書けないなどの不利益をこうむります。貧しさから抜け出し、人間らしく生きるためには、学びの機会が必要不可欠です。誰もが教育を受けられるように、世界の国々が取り組んでいかなければなりません。

世界の子どもたちが教育を受けられる取り組みが進むなか、「注目のキーワード」とは

教育を受ける権利…教育に不平等はあってはならず、みんなが平等に「質の高い教育」を受ける権利があります。

小学校に通えていない子どもがいる…学校が近くにない、教える先生がいない、授業料や教科書代が払えないなどの理由があります。

女の子が教育を受けることの重要な意味…国や地域によっては女の子に教育を受けさせないというところもあり、学校に通えないと女性の立場は低いままに。性別に関係なく教育を受けられるようになることが重要です。

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・学ぶことがなぜ大切なのかを知りたい

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光

【書誌情報】
『親子で学ぶSDGs』
笹谷 秀光 著

今、大注目の大切な話「SDGs」について、わかりやすいテキストとイラストで解説しながら各項目を【3つのキーワード】にまとめました。「エスディージーズってなに?」という基本から、日本と世界の「ヤバイ問題・スゴイ取り組み」まで一気にわかります。

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