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あなたが油をまったく摂らないとヤバい理由とは?【図解 脂質の話】

Text:守口徹

油は生きるために不可欠な栄養素

体型を気にしている方やダイエットを頑張っている方にとって、油(脂質)はできるだけ摂りたくないもののひとつ。身体に余分な脂肪がついたら嫌だから、と普段の食事から脂っこいメニューを避けたり、揚げ物の衣を剥がして食べたりする人も少なくないようです。でも、この食べ方は本当に正しいのでしょうか?

健康をテーマにしたテレビや雑誌などでもよく取り上げられているので、ご存じの方も多いと思いますが、脂質は人間の体を作り、維持するうえで欠かすことのできない「三大栄養素(エネルギー産生栄養素)」のひとつなのです。

数ある栄養素の中でもタンパク質、糖質、脂質が「三大栄養素」といわれるくらいですから、このうちのいずれかひとつでも過不足が生じれば、当然身体には何かしらの不調が現れます。

脂質の場合は必要量をオーバーして摂り過ぎると、体内に脂肪が蓄積して肥満傾向に。反対に脂質の不足が続くと体力の低下や肌荒れ、内臓機能の不調を引き起こすこともあるのです。

太りたくないから、と油を徹底して避ける人もいますが、油は必ずしもダイエットの敵ではありません。

年齢や性別、一日の平均運動量に応じた必要量(左ページ)を摂るようにすることで、食事をおいしく、かつ健康的な体づくりに役立つということを覚えておきましょう。

油は体を作る三大栄養素 (エネルギー産生栄養素) のひとつ

油は体を作る三大栄養素 (エネルギー産生栄養素) のひとつ『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』

三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質は人間の生命維持に欠かせない重要な栄養素。 いずれかを摂りすぎ、または不足すると、さまざまな体の不調を招くことになる。

シリーズ累計250万部を突破した「図解シリーズ」の読みやすさ

図解シリーズは、文章と分かりやすい図で解説という形で構成されているので、本が苦手な人にも理解しやすい内容です。

肉料理を食べるならなにがいい?

図解シリーズには、健康・実用だけではなく大人の学びなおしにピッタリな教養のテーマも満載。さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!

気になる中身を少しだけご紹介!油料理を食べると「胃もたれ」するのはなぜ?

胃もたれの原因は油だけじゃない!?

10代、20代の頃はいくら脂っこいものを食べても全然平気だったのに、30代を過ぎたあたりから食後のひどい胃もたれや胸焼けで悩まされるように・・・・・・。これではせっかくの楽しい食事も思い出も台無しですよね。なかには油の摂取量に気を付けているにも関わらず、頻繁に胃もたれを起こしてしまう人もいるようです。この原因は何なのでしょうか?胃もたれや胸焼けの原因はズバリ「消化不良」です。本来、食事で食べすぎたものは胃で溶かされ、小腸に送られて消化、吸収されますが、これがうまく機能せず、食べ物が胃に留まり続けると胃もたれが起きるのです。

では、これを避けるにはどうするか。まずは食べ過ぎ、飲み過ぎに注意することです。どんな食事でも満腹になるまで食べたら、胃腸の処理が追いつかなくなるのは当たり前。とくにビュッフェ形式の食事や酒の席ではついつい胃袋の限界まで食べてしまいがちなので、いつもよりゆっくり食べることを意識して、「だいぶお腹が膨れてきたな」と感じたら、そこで箸を置くようにしましょう。この他、加齢や妊娠、ストレスなども消化機能低下の原因といわれています。食事の際に一緒のタンパク質を摂る、なるべく脂質量を減らすなど、胃腸が働きやすい環境を作ることでも胃もたれの予防、軽減が可能です。

胃もたれのメカニズム

★油と脂は何が違うの?
★油をまったく摂らない食生活を続けるとどうなるのか
★揚げ油の使い回しはからだに毒だった!?
★肉の脂身にはメリットがない?

などなど気になるタイトルが目白押し!

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
監修:守口徹

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
守口 徹

従来は高カロリーの代表として敬遠されてきた油ですが、最近では糖質制限の普及もあり、良質な油の種類や使い方に注目が集まっています。本書ではそんな脂質の働きから、ダイエットへの活用法まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介。「油って摂りすぎるとホントに太る?」「1日に必要な量と摂るべき油の種類って?」「摂らない方が良い油とは?」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!

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