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「7時間寝る人は長生きする」は根拠のない神話!短時間睡眠の人が積極的に取り入れるべきパワーナップとは!?【ストレスの話】

Text:ゆうきゆう

睡眠時間は短くても、健康に害はなし

睡眠時間にこだわるあまり、かえってそれがストレスとなって苦しむ人がいます。みなさんも「7時間寝る人は長生きする」とか「8時間睡眠が理想的」といった言葉をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、よく耳にする「7時間睡眠」は、じつは根拠のない神話なのです。一人ひとりの生活形態や健康状態、持病の有無など、状態はさまざまです。それを一概に「7時間睡眠がいい」とはいえないはずです。ですから「睡眠時間が短い=健康に悪い」というのはまったくの誤解で、睡眠時間にこだわる必要はありません。

実際に私の睡眠時間は1日に2時間から4時間ほどですが、健康面の問題はありませんし、仕事も支障なく続けています。ただし、私はパワーナップ(積極的仮眠)と呼ばれる昼間の短時間仮眠を実践しています。いわば10分ほどのお昼寝です。昼間の短時間の仮眠は脳の機能を向上させ、判断力や集中力が上がり、やる気が出るなど効果があるとされています。グーグルやアップルなど、世界的な企業も社員に推奨しているとか。

座ったまま背もたれに寄りかかったり、デスクに突っ伏してでもOKです。10分から20分の仮眠をとるだけで、気分もスッキリ、リフレッシュされ、その後の活動も気力が湧いてきます。みなさんも一度、試してみてはいかがですか。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』

【書誌情報】
『図解 ストレスの話』
監修:ゆうきゆう

「ストレス社会」といわれている現在、科学や技術の発達で快適になっていく日々の生活とはうらはらに、ストレスからくる心身の不調に多くの人が悩まされています。ストレスの原因は仕事や学校、家庭、SNSなど人によってさまざま。特に最近では、新型コロナウイルスの影響でこれまでの生活様式が大きく変化し、何かと行動も制限されました。それにより、たまったストレスをうまく発散できずに常にイライラしたり、不安感がいつまでたってもぬぐえずあまり眠れなくなったり…また、ストレスは自律神経を乱す原因になるため、放置すると免疫力も下がり、体の不調を招くことになります。本書では、そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。

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