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かっこいい憧れの仕事だけど給料はどれくらい?バーテンダーは儲かるのか?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

スキルを磨いて独立すればさらに年収アップ

 バーテンダーはカクテルなどのお酒の専門家です。注文に合わせてカクテルを提供しますが、優秀なバーテンダーであれば、客の好みに合わせて味を微妙に調整することもできます。バーテンダーによって味に違いが出るなど、カクテル作りの技術は奥深いものがあり、その技術を競う世界大会も開かれているほどです。

バーテンダーになるためには、専門学校などでバーテンダーの技術を学ぶこともできますが、アルバイトなどで未経験の状態からバーで働き始め、その中でバーテンダーとしての技術を身につけていった人もいます。

資格がなくともソムリエを名乗って仕事をすることはできますが、現在は民間団体のソムリエ資格が浸透しています。日本でソムリエ検定試験を行っているのは日本ソムリエ協会と全日本ソムリエ連合です。これらの資格を取得しておくと、ソムリエとして就職して働く上で有利になることもあります。

働く上で必須の資格などはありませんが、日本バーテンダー協会がバーテンダー呼称技能認定試験という資格試験を行っています。バーテンダー大会においては資格を持っていることが出場条件になることもありますので、資格をとっておいて損はないでしょう。

バーテンダーの主な勤務先はバーですが、個人経営の小さな店から、高級店や企業が経営するチェーン店まで様々なタイプのものがあります。そのため、給与も勤務先によって大きく変わります。給与に関して公的機関の統計データはありませんが、一般的な飲食業界の相場で考えると、平均年収は370万円となります。店長に昇進したり、独立して自分の店を持てれば、収入はさらに大きくアップするでしょう。

前述のバーテンダーの世界大会では、過去に日本人が複数回優勝したこともあり、日本人バーテンダーの技術は世界に通用するものと言えます。技術を磨いていけば、海外で活躍する道も開けるのではないでしょうか。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

「あの人はどれくらい稼いでいるの?」「不況でも安定して働ける職業は?」「稼げる職業とは?」国家公務員、警察官、YouTuber、インスタグラマー、新聞記者、Webデザイナー、弁護士、介護福祉士、歯科医師、美容師、料理人、プロスポーツ選手ーーさまざまな職業のリアルと給料を知ることで、あなたのキャリアと将来が見えてくる!

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