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腰に激痛が!ぎっくり腰になってしまった際の応急手当の方法とは?【応急手当ハンドブック】

ぎっくり腰

ぎっくり腰は痛みの少ない姿勢をとり、安静を保つのが応急手当の基本。痛みは強いだろうが、あわてずに落ち着いた行動を心がけよう。ぎっくり腰は「急性腰痛」とも呼ばれ、重たい荷物を持ちあげようとしたときなどに腰に激痛が走り、動けなくなる。原因は解明されていなくて、筋肉疲労や骨格の歪みがぎっくり腰を引き起こす可能性があるとされている。

【応急手当】
①安全な場所に移動する
交通量が多い場所など、留まると別のアクシデントを引き起こす可能性があるところでなったら、安全な場所に移る。
②痛みの少ない姿勢をとる
できるだけ痛みの少ない姿勢をとり、安静を保つ。
仕事中、外出先でぎっくり腰になったら、容態が落ち着いた頃を見計らって職場へ連絡を入れることを忘れないように。また、一人暮らしの自宅でぎっくり腰になった場合、動くと痛むこともあるので、家族や友人に助けを求めるとよい。
③患部を冷やす(温める)
患部を冷やすか、温めるかは専門医によっても判断が異なる。基本的には患部が熱を持っているなら冷やし、熱をもっていないなら温めるとよい。
④痛みが長引くようなら病院へ
通常、痛みは徐々に軽くなる(痛みが完全になくなるまで数日~1週間ほどかかる)。痛みが長引くようであれば病院へ。まず救急車については、命の危険に関わることが少ないこともあり、呼ぶ必要性は低い。受診については、痛みが軽くならなかったり、「下半身のしびれ」、「嘔吐」、「血尿」などのほかの症状があれば、専門医に診てもらったほうがよい。

出典:『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

【書誌情報】
『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

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