注文を取るためにはとにかく回数を重ねること
たくさんの注文を取り、営業の成果を挙げたいのならば顧客との信頼関係を築くことが重要です。そのためにオススメしたいのが、顧客と会う回数を増やすことです。
人間には数多く顔を合わせていると、親密さが増していくという心理があります。これを「熟知性の原則」と言います。ここで重要なのは、会っている時間よりも回数を重視するということです。
例えば、月に1回会って1時間話をしてくいく営業マンよりも、週に1回訪問して15分ずつ話をしていく営業マンのほうが、親密さは増していくのです。
もちろん、先方の迷惑にならない程度にというのが前提ですが、どうしても注文を取りたいという顧客があるなら、できるだけ頻繁に会いに行くようにするといいでしょう。そのときに、新製品の情報や相手が必要としている資料を持っていくなどすれば喜ばれること間違いなしです。
また、人間は同じことを何度も耳にすると、それに思い入れを持つようになるという心理もあります。これを利用して、訪問するたびに自社の製品のメリットなどをそれとなくアピールするのも有効な手段です。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい心理学』
【書誌情報】
『図解 ヤバい心理学』
監修:神岡真司
「ヤバすぎる」心理ツールだけを厳選して解説し、35万部の大ヒットとなった『ヤバい心理学』が、最新の心理ツール&コンテンツを携え、オール図解化で“進化”して登場!「他人の言動の裏に潜む『心』の正体を知りたい」「自分や相手の気持ちや考えのベースになっている『本音』を理解したい』−−−−数多ある心理学のツールの中から、「これだけは絶対に知っておきたい」という重要度A級の「ヤバい」コンテンツだけを、図解でわかりやすく、また内容もパワーアップして、こっそりあなただけにお届けします。最新かつ身近で関心の高いテーマをあらためて追加、厳選した「実践的で使える心理学」の決定版 !
公開日:2022.05.23