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やせる?眠くなる?「体」に影響する色とは?【色と性格の心理学】

Text:ポーポー・ポロダクション

やせる?眠くなる?「体」に影響する色【色と性格の心理学】

快眠には「赤い」光と「青い」パジャマ

色は感覚だけでなく、実際に体に作用して影響を与えることがあります。良質な睡眠は色をコントロールすることで得られる場合もあります。

白熱灯やろうそくの炎のような赤みのある光のほうが、気持ちを落ち着かせて眠りに誘う効果が期待できます。

寝る前に白い光を浴びてしまうと、脳が覚醒して睡眠を妨害することがあるのです。ですから寝室の照明には気を配りたいですね。

それでもなかなか寝つけない人には、寝具や寝間着などを青系のものにするのがおすすめです。青系の色は緊張感を取り除き、鎮静効果が期待できます。薄茶などのものを使いリラックス効果を期待する方法もあります。

やせる?眠くなる?「体」に影響する色【色と性格の心理学】

赤い光は人を眠りに誘う効果がある。青い色の寝具、青い色の内装は睡眠を誘発する。

和室の色彩は、ライト・トーナス値(光や色に対する筋肉緊張度の数値)が低い。つまり、気持ちだけでなく肉体的にもリラックスできる。

照明の光と寝具の色をうまく使いこなすと、ぐっすりと眠れるようになるはず。寝室の光は白熱灯、寝具や寝間着は青色がおすすめ。

色のチカラでやせる?

健康の視点からすると、下着の色は白がよいでしょう。白い下着は体に必要とする光の波長を透過します。女性はピンクの服を身につけているとホルモンの分泌を促す内分泌系が活性化し若返り効果が期待できます。青い服を着ると細く見えるだけでなく、本当にやせたという例もあります(色の心理的な効果も影響)。

また私たちは皮膚でも色を見ています。リラックスしたい場所では、壁の色は一般的にオフホワイトかアイボリー、ベージュなどが好ましいでしょう。これらの色は筋肉緊張度を示すライト・トーナス値が低く、人の筋肉は弛緩してリラックスできます。和室などがなんとなくほっとするのはこうした色の効果も大きいのです。

【出典】『色と性格の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。


たった1秒で、人を見抜き、自分を変える!色と性格の心理学を紹介します。
色は性格を映す「鏡」/「緑」が人をお金持ちにする?/相手の嫌がらせを封じるなら「オレンジ」/頼みごとは「ピンク」の服で/「赤」好きは2タイプに分かれる/相手にノーと言わせない「ブラック」・ハロー効果/会議で意見を通すファイブ・「レッド」効果/デートの成功率が上がる洋服の色彩心理秘術など、色彩のもたらす効果とパワーを毎日に活用するコツを解説。
① 対人)持ち物や身に着けているものの色から人の性格を見抜き、人間関係を円滑にする。② 自分)好きな色から自分の性格を分析し、理想の自分に変わる色遣いのコツを身に着ける。という2つのアプローチで、相手にも、自分にも、明日からすぐに使える、実践心理テクニックです。

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