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太陽や命の色の象徴としても使われ、人類が最初に使った色ともいわれている色とは?【色と性格の心理学】

Text:ポーポー・ポロダクション

人の歴史は赤から始まった【色と性格の心理学】

「赤」ってどんな色?

赤は人類が最初に使った色ともいわれています。歴史は古く、私たちの生活のあらゆるものに使われています。

赤は世界でも人気の色で、特にアジア圏の国旗の約8割には赤が使われています。赤は革命や自由の象徴としても使われる色です。国によっては太陽や命の色の象徴としても使われている、とても重要な色です。

日本でも赤は人気色。時代と共に変化はありますが、赤は男女共に好みの色ランキング上位に入ります。

そして原始の日本で最初に「黒」と共に誕生したもっとも古い色名でもあります。 黒は太陽が沈んだあとの「暗い」から生まれ、赤は太陽が昇った「明るい」から生まれたものと考えられています。「紅白」のようにおめでたい席でもよく使われ、日頃からよく目に入る色です。

また女性は心理的にも生物的にも赤に反応しやすいといわれています。

先天的な理由として、人類が霊長類から進化する過程で、男性が狩猟に出ている間、女性は果実などを採集する生活に適応し、果実が熟していることを示す赤みに敏感になったというものです。そのため、女性は赤に反応するというのです。

もうひとつは後天的な理由として、女性は小さい頃から赤いものを与えられやすい環境にあることが挙げられます。常に身近にある色なので、その色に対して色を見極める能力が発達し、赤に敏感になっているというものです。

いずれにしろ女性にとって赤は特別な色なのです。

【出典】『色と性格の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。


たった1秒で、人を見抜き、自分を変える!色と性格の心理学を紹介します。
色は性格を映す「鏡」/「緑」が人をお金持ちにする?/相手の嫌がらせを封じるなら「オレンジ」/頼みごとは「ピンク」の服で/「赤」好きは2タイプに分かれる/相手にノーと言わせない「ブラック」・ハロー効果/会議で意見を通すファイブ・「レッド」効果/デートの成功率が上がる洋服の色彩心理秘術など、色彩のもたらす効果とパワーを毎日に活用するコツを解説。
① 対人)持ち物や身に着けているものの色から人の性格を見抜き、人間関係を円滑にする。② 自分)好きな色から自分の性格を分析し、理想の自分に変わる色遣いのコツを身に着ける。という2つのアプローチで、相手にも、自分にも、明日からすぐに使える、実践心理テクニックです。

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