LOVE SPORTS

  • HOME
  • 書籍
  • 女性の好きな色ランキング1位!淡いピンクが、心と体にもたらす効果とは?【色と性格の心理学】

女性の好きな色ランキング1位!淡いピンクが、心と体にもたらす効果とは?【色と性格の心理学】

Text:ポーポー・ポロダクション

人を優しく変える魔法の色彩【色と性格の心理学】

「ピンク」ってどんな色?

ピンクは特に、女性の好きな色ランキング1位をキープしている色です。18世紀のフランス・ロココ様式、優雅な宮廷女性サロン社会で大流行をした色であり、ドレス、カーペット、椅子などに使われました。アール・デコやポップ・アートでもピンクは使われており、女性を中心に歴史的にも愛好された色です。

日本の伝統色にも一斤染(いっこんぞめ)、薄紅、退紅(あらぞめ)などピンクの色も多く見られます。

しかしピンクはその甘さから女性的というイメージが強く、抵抗がある人も多くいます。

一言にピンクといっても淡い桜のようなものから、ビビッドな赤に近いものまであり、同じピンクでも色合いによって人に与える心理効果も大きく異なります。

淡い色のピンクにはリラックス効果もあり、性格を穏やかにしたり、筋肉を弛緩させる効果があります。 ピンクを取り入れた内装の部屋にいると癒し効果が期待できます。

またピンクは内分泌系を活性化し、若返りを促進させる色でもあります。ピンクの服(下着)を身につけ、ピンクのモノをよく目にしていると精神的にも肉体的にも若々しくなるといわれています。

年をとると人はあまり色のあるものを着なくなりますが、むしろ逆にピンクのような服を着るほうがよいのです。女性は恋をするとピンクを求める心理もあり、恋の色としても知られています。「守られたい」という心理からピンクを求める場合もあります。

ピンクは気持ちを穏やかにする

ピンクは気持ちを穏やかにする『色と性格の心理学』

日本人は桜の影響もあって、ピンクが好きな人も多い。淡い色のピンクにはリラックス効果があり、性格を穏やかにする効果がある一方「濃いピンク」には別の効果も!?

【出典】『色と性格の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。


たった1秒で、人を見抜き、自分を変える!色と性格の心理学を紹介します。
色は性格を映す「鏡」/「緑」が人をお金持ちにする?/相手の嫌がらせを封じるなら「オレンジ」/頼みごとは「ピンク」の服で/「赤」好きは2タイプに分かれる/相手にノーと言わせない「ブラック」・ハロー効果/会議で意見を通すファイブ・「レッド」効果/デートの成功率が上がる洋服の色彩心理秘術など、色彩のもたらす効果とパワーを毎日に活用するコツを解説。
① 対人)持ち物や身に着けているものの色から人の性格を見抜き、人間関係を円滑にする。② 自分)好きな色から自分の性格を分析し、理想の自分に変わる色遣いのコツを身に着ける。という2つのアプローチで、相手にも、自分にも、明日からすぐに使える、実践心理テクニックです。