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侍JAPAN監督/井端弘和が語る左投手の方がスタート時のギャンブル的要素が高くなる理由とは!?【少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」】

Text:井端弘和

教えて井端さん!通算149盗塁の走塁技術

井端弘和選手は、現役時代に通算149盗塁、しかも「1シーズン20盗塁」を3度もマークしている。盗塁のコツは何なのだろう。

左投手の牽制は?

――振り向きざまに一塁牽制球を投げてくる右投手のほうが、帰塁しづらいですよね。

しかし、右投手は左足を上げた瞬間にスタートを切れます。一方の左投手は、投手板の後縁を越えるか(=投球)越えないか(= 投球or牽制球)、すれすれのところに右足を上げて、一塁走者を惑わせます。リードは取れてもスタートが切りづらい。だから、どうしても左投手のほうが、スタート時のギャンブル的要素は高くなります。

ただし少年野球では、アウトにならないようにリードを小さくするなど、無難で済ませていたら結局好走塁はできません。止まるのは、いつでも止まれます。「各駅停車」ではなく、果敢に攻めていってほしいです。

【出典】『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』 著:井端弘和

【書誌情報】
『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』
著:井端弘和

少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」

侍JAPANの日本代表監督、井端弘和氏が指導する少年野球の基本的プレー解説書。野球の根幹になる「打つ」「走る」「投げる」「守る」の4つのプレーに関して、初級・中級・上級の難易度別にステップアップできるよう写真とイラストで丁寧に解説します。世界を代表する選手も、日本の部活でプレーする選手も、この4つの基本に関して特別違うことをするわけではありません。確実にプレーを習得しステップアップしていくことで、世界レベルの基本に迫れます。「教えて井端さん」の野球コラムも章ごとに掲載。少年野球をプレーする生徒、指導者にとって、基本を見直したり、知ってるようで知らなかったプレーを見直す、必読の一冊です。

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