これでスライスは絶対直る！オススメ練習ドリル

スライス矯正ドリルでドローボールを実現

前ページの3つの矯正法でほぼスライスは直るはずですが、さらに軌道も意識しました。ご存じのように、アウトサイドインのカット軌道になるとスライスが出やすくなるので、インサイドから下ろしてアウトサイドに振り抜く練習を徹底的にやったのです。

そのときによくやったのが、ボールを3つ並べて真ん中の球を打つドリルです。手前に置くボールは、アウトサイドから入ってこないように真ん中のボールの外側に、真ん中より先に置くボールは、ヘッドをインサイドに引き込まないように真ん中のボールの内側にセット。この練習を繰り返したことで、右に出て左に曲がる、念願のフックボールが出るようになりました。

球を３つ並べて真ん中の球を打つ

インサイドアウトの軌道をマスター

ボールを斜めに3つ並べ、真ん中のボールを打つドリル。スライス矯正には最適。

手前のボールに当てないようにインサイドから振り下ろす。これでアウトサイドから入るカット軌道を修正できる。

インサイドからヘッドを入れて真ん中のボールだけを打つ。インからクラブが入っているので、ボールは右に飛び出す。

インパクト後は内側のボールに当たらないようにアウトに振り抜く。この練習をすることでスライスは絶対に出なくなる。

関西テレビアナウンサー/坂元龍斗からのワンポイントアドバイス

ゴルフでは最初につかまる球を打てるようになることが大事。そのためにもスライスは徹底的に排除しましょう。

出典：『サラリーマンが週1回50球の練習でスコア70台を出した上達法』著/坂元龍斗

【著者情報】
●坂元龍斗
関西テレビ放送アナウンサー。早稲田大学卒業後、関西テレビ放送に入社。報道リポーターなど本業の傍ら、趣味であるゴルフのYouTubeチャンネルを開設し、日々探求を続ける。ベストスコアは76。