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物事の順序性を学び集中力を養える「ハートバッグ」の作り方とは!?【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

Text:北川真理子

ハートバッグ

ハートバッグ【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

推奨年齢 4歳~ あそび制作 ▶佐藤洋子

藤井聡太棋士が幼少期に親しんだことでも有名です。基本のハートバッグを作れるようになったら、アレンジバージョンを用意してあげるとよいでしょう。

この力が伸びる!

物事の順序性を学び、「ここを通すと袋になるんだ」としくみを理解する力が身につきます。集中力を養えるのはいうまでもありません。

あそぶときのポイント

まずは、大人が繰り返しやりかたを見せてあげること。子どもが繰り返し挑戦できるよう、紙をたくさん用意しておきましょう。

用意するもの

  • ・色違いの色画用紙など 2枚

作り方

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

3マス×3マスのハートバッグ 型紙のポイント

  • ・画用紙や厚紙などに、図のように線を書き、太線の部分を切って型紙を作ります。
  • ・型紙を使って色画用紙などに下書きをしたあとに、下書きをした面を内側にしてたたみ直すと、下書きの線が見えないのできれいに仕上がります。

 

作り方1~3

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 1. 作りたいサイズの2倍以上の長さの色画用紙などを用意して、半分に折る
  2. 2. 型紙をのせて図のように線を引き、2枚合わせて太線を切る(ホチキスでとめると切りやすい)
  3. 3. 色違いで、同じものを2つ作る

 

作り方4~6

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 4. 2つを図のように置き、①を㋐の間に差しこむ
  2. 5. ㋐を②の間に差しこむ
  3. 6. 差しこんでいるところ

 

作り方7~9

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 7. ③を㋐の間に差しこむ
  2. 8. 差しこんでいるところ。そのまま③を差しこむ
  3. 9. 青パーツを奥までずらす

 

作り方10~12

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 10. 下にある㋑を引き出して①の間に差しこむ
  2. 11. 差しこんでいるところ。そのまま㋑を引き出す
  3. 12. 下にある②を引き出して㋑の間に差しこむ

 

作り方13~15

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 13. 差しこんでいるところ。そのまま②を引き出す
  2. 14. ㋑を③の間に差しこむ
  3. 15. 下にある㋒を上に出し、①を㋒の間に差しこむ

 

作り方16~18

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 16. 差しこんでいるところ。そのまま奥まで差しこむ
  2. 17. ㋒を少し外にずらして下の②を出す
  3. 18. ㋒を②の間に差しこむ

 

作り方19~21

ハートバッグ作り方【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

  1. 19. ㋒を少しめくる
  2. 20. ③を㋒の間に差しこむ
  3. 21. できあがり

 

アレンジ例を紹介

ハートバッグアレンジ例を紹介【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

アレンジ① 4マス×4マス

3マス×3マスと同じように、交互に差しこんで編む

アレンジ② 名前入り

3マス×3マスと同じように、交互に差しこんで編む。四角い部分に名前を書いてできあがり

アレンジ③ ハート/アレンジ④ 星

型紙の切り方を変えて、あとは3マス×3マスと同じように編む

はじめるときの置き方に注意!

【出典】『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』監修:北川真理子

【書籍情報】
『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』
監修:北川真理子

モンテッソーリ教育は、多くの教具や教材を使用し、子どもが自ら発見し学べる環境を提供する教育方法です。モンテッソーリ園では、異年齢の子ども同士の関わりも重視され、優しさや思いやりが自然に育まれます。しかし、家庭では教具を揃えるのが難しく、環境も十分ではありません。本書では、家庭でできるモンテッソーリ教育の要素を取り入れた知育遊びを紹介。特に指先を鍛える遊びが中心で、これにより将来の鉛筆や箸の使用に役立ちます。子どもが興味を示さない場合は、全身運動を取り入れてから再挑戦するのがおすすめです。本書が子どもの成長と自立をサポートする一助となることを願っています。

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